「ボブという名の猫」続編、21年公開! 青年とハンサムな茶トラ猫のクリスマスを描く
2020年12月22日 12:00

孤独な青年と猫の絆をめぐる感動作「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」の続編「A Christmas Gift from Bob(原題)」が、2021年に公開されることがわかった。
前作のもととなったのは、ストリートミュージシャンとして生計を立てていたホームレスの青年が、薬物依存が原因で親にも見放され、どん底の生活を送るなか、1匹の茶トラ猫と出会い、困難を乗り越えたという奇跡を描いたベストセラーノンフィクション「ボブという名のストリート・キャット」。世界30カ国以上で出版され、シリーズ累計発行部数は1000万部を突破した。
その後、実在のボブはメディアにも登場し、16年にボブが本人役で出演した映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」は、英キャサリン妃の絶賛を浴び、世界中で大ヒットを記録。17年には作者であり、親日家のジェームズとボブが来日も果たしている。
続編は、クリスマスにジェームズとボブが体験した実話に基づく物語。ホームレスのストリートミュージシャンから、一躍ベストセラー作家に転身したジェームズは、ハンサムな茶トラ猫ボブとともに、出版社のクリスマスパーティに出席する。その帰り道にジェームズとボブは、路上演奏の違反により、警察官に取り押さえられているホームレスを助ける。自暴自棄になった男にジェームズは、路上で過ごし、ある苦しい選択を迫られた、忘れられない最後のクリスマスの話を始める。
「One Night One Love ワンナイト、ワンラブ」で知られ、演劇にも数多く出演する英俳優ルーク・トレッダウェイが、ジェームズ役で続投。「ベラのワンダフル・ホーム」を手掛けたチャールズ・マーティン・スミス監督がメガホンをとった。
「ボブという名の猫2(仮題)」は、21年に東京の新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開。
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