キアヌ・リーブスいい人伝説 「ビルとテッド」脚本家が感動したエピソード
2020年12月18日 11:30

「マトリックス」「ジョン・ウィック」シリーズなどで知られるキアヌ・リーブスといえば、ハリウッドスターのイメージを覆すかのような私生活での人柄の良さも常に話題になってきた。今日から公開を迎えた新作「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」の脚本家エド・ソロモンも、キアヌの新たな“いい人”エピソードを披露している。
本作では、ロックバンド“ワイルド・スタリオンズ”として活動するビルとテッドのもとに、人類滅亡まで残り77分という未来の使者からのメッセージが届く。ビルとテッド、そして彼らの娘たちは「世界を救う音楽」を完成させるため、伝説のミュージシャンたちを集めて歴史上最強のバンドを結成しようと時空を駆けめぐる。
撮影中の出来事を振り返ったソロモンは「最も印象に残っているのは、ルイジアナの小さな町(撮影場所)にハリケーンが直撃した時のことだ。僕たちは身動きが取れず、ハリケーンが去るのを待つしかなかった。ちょうどその時、町で『ジョン・ウィック パラベラム』を上映してて、キアヌは何とスタッフ全員を午後1時の回に招待してくれたんだ。さらにその後、アレックスがみんなにランチを奢ってくれた」と、実生活でも親友である2人から粋な計らいがあったそう。

さらに、「これはまだ誰にも話していないんだけど、撮影中とても感動したエピソードがある」と前置きしたソロモンは、「キアヌが車椅子に乗った男性と話してて、『ジョン・ウィック』の撮影時に撮った写真を(キアヌの)携帯で見せながら、1時間もかけて視覚効果のシーンがどのように撮影されているのか説明していたのさ」と明かした。
29年ぶりのシリーズ新作となった本作には、キアヌとアレックスのアイデアも反映されているそうで、2008年からもう一人の脚本家クリス・マシスンも含め、何度も話し合いを重ねてきた。ソロモンは「脚本を書き直す度に彼らに読んでもらい、アイデアをもらっていたんだ。この共同作業は、撮影時だけでなく編集や配給まで続いた。それだけ2人はこの映画に深く関わっている。キアヌとアレックスと僕らは親友であり、パートナーでもあるんだ」と、結びつきの強さを語った。

仕事には熱心に、カメラの裏では誰に対しても親切なキアヌ。最後に、その人柄がより伝わる印象的な事件を抜粋して紹介する。
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