「ザ・プロム」ダンスシーンが最も多いのはメリル・ストリープ “最年長の大ベテラン”が挑んだ理由
2020年12月11日 19:00

「glee グリー」のライアン・マーフィが監督を務めたNetflixの新作ミュージカル映画「ザ・プロム」が、今日12月11日から配信された。豪華なミュージカルシーンが注目の本作で、現在71歳のメリル・ストリープが、最年長キャストながら最多のダンスシーンをこなしている。
ニューヨークの人気舞台俳優ディーディー(ストリープ)とバリー(ジェームズ・コーデン)は、新作ミュージカルが大コケし役者生命の危機に。一方、インディアナ州の田舎町では、恋人同士の女子高校生エマ(ジョー・エレン・ペルマン)とアリッサ(アリアナ・デボース)が、女性カップル2人でプロムに参加することが禁止され、悲嘆に暮れていた。
SNSでその事実を知ったディーディーらは、この機会に乗じて自らのイメージを挽回しようと、同じくキャリアアップを図るアンジー(ニコール・キッドマン)らと共に計画を練るが、ベテラン舞台俳優と女子高校生カップルの行く先には、思いもよらない騒動と、愛と感動のドラマが待ち受けていた。
アカデミー賞を3度受賞、ノミネートは計21 回という史上最多記録を誇るストリープ。本作出演の経緯について、「ライアン監督から電話をもらって観に行った舞台版の『ザ・プロム』が素晴らしかった。カーテンコールで観客が席の上に立って叫んで泣いて笑っていたほどにね。でも、そのとき観ていた主演女優さんのダンスシーンは少なかったから油断していたの(笑)」と打ち明ける。
その後、若手も含めたキャストの中で最もダンスシーンが多いことが判明し、「最年長なのに一番多いなんておかしいと思ったけど(笑)、ミュージカルの中のダンスというのはすごく重要で、一気にその場の空気が喜びや愛で満ちあふれる。たとえ悲しい気分でも、人が踊り出すと楽しくなる。何よりダンスが大好きだから頑張ったの」と、ミュージカルのダンスに対する愛があったからこそ、挑戦を決意。続けて、「相当な量のダンスを踊るからには、身体も鍛えた。スタミナが必要で大変だったけど、本当に楽しかった」と満足気に語った。
実際にストリープは、本編冒頭からクライマックスと見紛うほどの華麗なダンスや歌を披露しており、その後も随所で多岐に渡るパフォーマンスに挑んでいる。共演のニコール・キッドマンも、「メリルのダンスを見ていたんだけど、最高って思ったのを覚えている。それはメリルにも伝わっていたはず。だって彼女の顔を見て『そんなことまで出来るの!?』って思わず言ってしまったから」と太鼓判を押している。
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