Netflix、新型コロナ対策のおかげで映像製作がスムーズに 共同CEOが告白
2020年10月19日 08:30

世界各国の映像製作の現場では現在、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために、新たなガイドラインが導入されている。出演者や製作スタッフにPCR検査を頻繁に行うことなどが定められているため、製作コスト増が見込まれているものの、Netflixによれば必ずしもそうではないという。
Netflixのチーフ・コンテンツ・オフィサー(CCO)を務めるテッド・サランドス氏は、バーチャルで実施された世界最大級の国際映像コンテンツ見本市MIPCOMにおいて、Variety Vanguard賞を受賞。コロナ禍の映像製作の現状について聞かれると、「あらゆる安全対策と、みなさんがそれを遵守してくれているおかげで、製作がずっとスムーズに進んでいて、数日短縮できている場合もあります」と返答。「毎日の労働時間が短くなり、セットには以前より少ない人数しかいないので、かえって時間通りに進行する場合が多いのです」と話した。
スタッフ全員が新型コロナウイルス感染防止対策をしているため、風邪やインフルエンザにかかることが少なくなり、結果的に以前より早く完成することが多くなったという。
一方で、新たなガイドラインにより、製作現場を訪問しても撮影を肉眼で見学することができなくなったと不満を漏らした。また、海外出張が減ったため、Netflixに没頭することが多くなったと告白している。
なお、サランドス氏は7月にNetflixの共同最高経営責任者(CEO)に昇格している。
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