「マッドマックス 怒りのデス・ロード」イモータン・ジョー俳優が死去
2020年12月4日 13:00

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015)の悪役イモータン・ジョー役で強烈な印象を残した俳優のヒュー・キース=バーンさんが12月1日(現地時間)、亡くなっていたことが分かった。キース=バーンさんの代理人が発表した。享年73歳。
1947年にインドで生まれたキース=バーンさんはイギリスで育ち、68年からロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで活動。同劇団のツアーで訪れたオーストラリアを気に入り、そのまま移住した。「マッドストーン」(1974)、「スカイ・ハイ」(75)などのオーストラリア映画への出演を経て、ジョージ・ミラー監督のシリーズ第1作「マッドマックス」に、暴走族のリーダー、トゥーカッター役で起用され注目を集める。15年にシリーズ4作目となる「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でシリーズに復帰し、武装集団の首領イモータン・ジョーを演じた。
ミラー監督は、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で再びキース=バーンさんを起用した理由について、「マッドマックス」の初期バージョンで、彼の声をアメリカ人が吹き替えており、その出来がひどかったためだと、USAトゥデイ紙のインタビューで明かしており、「ずっと罪悪感を抱いていたんだ。なんらかの形で埋め合わせをしなくてはいけないと思っていた」と話していた。
なお、ミラー監督は、2009年に公開を目指していたものの頓挫したDC映画「ジャスティス・リーグ」において、火星出身のスーパーヒーロー、マーシャン・マンハンター役にキース=バーンさんを起用する予定だったといわれている。
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