スティーブン・キングを驚かせた精神崩壊スリラー ジェシー・アイゼンバーグ主演「ビバリウム」3月公開
2020年12月3日 18:00

第72回カンヌ国際映画祭で、高い評価を受けたジェシー・アイゼンバーグ主演のスリラー映画「VIVARIUM(原題)」が「ビバリウム」の邦題で2021年に公開される。
新居を探す若いカップルが不動産屋に紹介された住宅地から抜け出せなくなる様を描いたスリラー。第72回カンヌ国際映画祭の批評家週間で上映された本作は、チャレンジングなテーマが評価され、新しいクリエイター発掘を奨励し、フランスでの長編映画配給のサポートを受けられるギャン・ファンデーション賞を獲得。その想像を超えた内容に「鮮明な視覚と独創性に感銘を受けた」(The Playlist)、「エレガントな脚本」(Irish Times)と評され、ベストセラー作家スティーブン・キングも「この作品は私を驚かせた!上質で奇妙!」と絶賛ツイートを投稿し話題となった。
ジェシー・アイゼンバーグとイモージェン・プーツが、住宅地から出られなくなったうえに、誰の子かわからない赤ん坊を育てることになってしまうカップルの、精神が崩壊していく様を見事に演じきった。プーツは、“母なる狂気”の演技で第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞。監督は、ある女が次第にキツネに魅了される短編ホラー「FOXES」や、初長編作品「WITHOUT NAME」で注目を集める新鋭ホラー監督ロルカン・フィネガン。
新居を探すトムとジェマは、ふと足を踏み入れた不動産屋から、全く同じ家が並ぶ住宅地を紹介される。内見を終え帰ろうとすると、ついさっきまで案内していた不動産屋が見当たらない。不安に思ったふたりは、帰路につこうと車を走らせるが、どこまでいっても景色は一向に変わらない。ふたりはこの住宅地から抜け出せなくなってしまったのだ。そこへ送られてきたひとつの段ボール。中には誰の子かわからない産まれたばかりの赤ん坊が入っていた。
2021年3月、TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
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