故チャドウィック・ボーズマンさんをトリビュート 特別版「ブラックパンサー」がDisney+で配信
2020年12月1日 07:00

8月に大腸がんのため亡くなった俳優チャドウィック・ボーズマンさんを追悼する特別版「ブラックパンサー」が、ボーズマンさんの44歳の誕生日となるはずだった11月29日(現地時間)、Disney+で配信された。
米Deadlineによれば、この特別版はオープニングのモンタージュでボーズマンさん演じるブラックパンサーをフィーチャーしたもの。2018年の大ヒット映画「ブラックパンサー」(ライアン・クーグラー監督)は、アフリカの超文明国ワカンダの若き国王ティ・チャラが、漆黒のスーツと鋭い爪を武器に戦うブラックパンサーとして活躍するアクション大作で、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のなかでも最高傑作と言われている。
ボーズマンさんは16年にステージ3の大腸がんと診断されて以降、病気を公表することなく4年間にわたって闘病を続けながら仕事に取り組んでいたが、今年8月28日に米ロサンゼルスの自宅で家族が見守るなか息を引き取った。
ボーズマンさんの死去により、「ブラックパンサー」シリーズの続行は不可能と思われたが、マーベル・スタジオは前作に続きクーグラー監督がメガホンをとり21年7月に続編の撮影をスタートする予定のようだ。ボーズマンさんをCGで再現するという選択肢は考えていないとのことで、どのようなストーリーになるのか注目が集まる。「ブラックパンサー2(仮題)」は、22年5月6日全米公開の予定。

「ブラックパンサー」
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