“白馬の王子様”田中圭が見せる猟奇的な一面……土屋太鳳「哀愁しんでれら」予告完成
2020年11月24日 08:00

土屋太鳳が主演を務め、田中圭と共演するサスペンス「哀愁しんでれら」の予告編が、このほどお披露目された。追い詰められていく土屋、怒鳴る田中――2人が演じた幸せな夫婦がまとった“禁断のベール”がはがされ、衝撃的な光景が映し出されている。
「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM 2016」でグランプリを獲得した企画をもとに、「かしこい狗は、吠えずに笑う」の渡部亮平監督がオリジナル脚本で映画化。幸せを追い求める真面目な女性が社会を震撼させる凶悪事件を起こす姿を描いている。
市役所に勤める小春(土屋)は平凡な毎日を送っていたが、ある夜、不幸に見舞われ全てを失ってしまう。人生を諦めかけた彼女の前に、8歳の娘・ヒカリ(COCO)を男手ひとつで育てる開業医・大悟(田中)が現れる。優しく裕福で王子様のような大悟に惹かれた小春。彼のプロポーズを受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの絶頂へと駆け上がるが、その先には想像もできない毎日が待っていた。
8月12日に披露された特報では、小春の「うちの子がやるわけないでしょ!」という狂気の絶叫が話題に。今回の予告は「あるところに、幸せを夢見る1人の女の子がおりました――」というおとぎ話風のナレーションで幕を開ける。幸せな家庭を築き始めていた小春を映した後、不穏な光景が連続する。怪しい肖像画が並ぶ大悟の秘密のアトリエ、「足のサイズしか知らないのに結婚して大丈夫?」という謎めいたセリフ。小春を責め立て反抗的な態度を見せるヒカリ、大悟の母親(銀粉蝶)や小春の父親(石橋凌)からの“プレッシャー”に、小春は追い詰められていく。
さらに、優しかった白馬の王子様とは程遠い、大悟の猟奇的な一面も活写。「食べることしか脳にねぇのかよ!」と小春を怒鳴りつける様子が確認できる。また「夢や希望が人を苦しめる」「モンスターペアレンツ」「モラハラ」など、不幸の階段を駆け上がっていく小春の狂気を紐解くキーワードが浮かび上がっている。
「哀愁しんでれら」は、2021年2月5日から全国公開。
(C)2021「哀愁しんでれら」製作委員会
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