ごく普通の主婦がドラァグクイーンとゲイバー再建! 「ステージ・マザー」21年2月公開
2020年11月5日 12:00
ジャッキー・ウィーバーが主演する映画「Stage Mother(原題)」が、「ステージ・マザー」の邦題で、2021年2月に公開されることが決定した。
本作は「キッズ・オールライト」「シカゴ7裁判」を製作したジェイ・トッド・ハリスがプロデュースした作品。テキサスに住むごく普通の主婦が、ゲイバーのオーナーでドラァグクイーンの息子の死をきっかけに、彼が経営するバーを相続することに。息子が生きている時にはわかり合えなかった後悔をバネに、彼が自分らしく生きた街で、自分らしさとは何か、生きるとは何かを見つめ直す。あらゆる偏見の壁を乗り越えてチャレンジすることで見えてくる、新たなる希望と友情を描き出す。
テキサスの田舎町に住むごく普通の主婦メイベリンは、ある日、息子リッキーの訃報を受ける。長らく疎遠だった息子の最後を見届けるため、夫の反対を押し切りサンフランシスコへ。そこで、リッキーのパートナーであるネイサンから、彼がドラァグクイーンでゲイバーを経営していたことを知る。さらに、遺言を遺さずに他界したため、バーの経営権は母親のメイベリンにあること、そのバーが破綻寸前の危機にあることが発覚。メイベリンは困惑しながらも、愛する息子の遺したゲイバーを再建するために立ち上がる。
「世界にひとつのプレイブック」で知られるウィーバーのほか、「キル・ビル」、ドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」のルーシー・リュー、ドラマ「アントラージュ☆オレたちのハリウッド」のエイドリアン・グレニアーらが共演。また、トランス女性のドラァグクイーン・チェリー役を、同じくトランス女性の俳優で「タンジェリン」の好演が注目されたマイヤ・テイラーが演じている。
「ステージ・マザー」は、21年2月から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国公開。