三浦春馬さん、三浦翔平、西川貴教ら、激動の時代を生き抜く「天外者」の魂がこもった場面写真
2020年11月5日 06:00
故三浦春馬さんが日本の未来を切り開いた五代友厚を演じた「天外者(てんがらもん)」の場面写真が、一挙お披露目された。
武士の魂と商人の才を持ち、多大な功績を挙げながらも長らく歴史に埋もれていた五代友厚。薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家となり、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた。坂本龍馬、岩崎弥太郎、伊藤博文ら同年代の若者たちと学び、遊び、夢を語りあい、高杉晋作、勝海舟、大久保利通、西郷隆盛、大隈重信、トーマス・グラバーといった偉人・傑物たちを友として支えた。
製作総指揮の廣田稔氏をはじめ、市民有志が立ち上げた「五代友厚プロジェクト」の尽力で映画化が実現。「利休にたずねよ」「海難1890」の田中光敏監督と脚本家・小松江里子がタッグを組み、入り組んだ時代背景と膨大な関連人物のなかからオリジナルストーリーを誕生させた。
今回、公開された場面写真は全7枚。三浦さん扮する五代と三浦翔平演じる坂本龍馬が背中を合わせ、鬼気迫る表情を浮かべている姿や、岩崎弥太郎役の西川貴教と伊藤博文役の森永悠希が炉端で語りあう様子が切り取られている。五代を支えた妻・豊子を演じた蓮佛美沙子や、自由な未来を夢見る遊女・はる役を務めた森川葵のカットもお披露目された。
10月30日に発売された特典つきの前売りチケットは販売初日に2万枚が完売するなど、注目度の高さがうかがえる。「天外者(てんがらもん)」は、12月11日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。