岩田剛典、ラストシーンの表情が意味するものとは? 新田真剣佑共演作、ポスター&劇中カット公開
2020年10月22日 07:00
岩田剛典(「EXILE」「三代目J Soul Brothers」)が主演し、新田真剣佑が初共演した映画「名も無き世界のエンドロール」の本ポスタービジュアルと新場面写真7点がお披露目された。ポスターは、“衝撃のエンドロール”を見つめるラストシーンの岩田を活写。さらに主題歌は、シンガーソングライター・須田景凪の書き下ろし楽曲「ゆるる」に決定した。
「ストロベリーナイト」「累 かさね」の佐藤祐市監督が、「第25回小説すばる新人賞」を受賞した行成薫氏の同名小説を実写映画化。表と裏、ふたつの世界でのし上がる青年たちの“復讐”の物語を紡ぐ。岩田が優しい性格でありながら、“闇の交渉屋”として暗躍するキダ、新田が会社経営者として表舞台を歩くマコトを演じ、強い絆で結ばれた表裏一体のバディを体現。山田杏奈が少年期にふたりと知り合う転校生・ヨッチ役、中村アンが政治家の令嬢で、トップモデルとして活躍するリサ役を務め、柄本明、大友康平、石丸謙二郎らが共演した。
複雑な家庭環境で育ったキダ&マコト&ヨッチは、支え合いながら生きてきた。しかし、20歳の時に起こった“ある事件”をきっかけに、ヨッチは姿を消してしまう。ある日、住む世界の違う女性・リサに異常な興味を持ったマコトは、彼女を食事に誘うが全く相手にされず、仕事を辞めて音信不通に。2年後、裏の世界に潜りこんでいたキダは、貿易会社社長を務めるマコトと再会する。そして迎えたクリスマスイブの夜、マコトはキダの力を借り、リサへのプロポーズを決行しようとする。それは、ふたりが10年の歳月を費やし企てた、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった。
ポスターには意味深な表情を浮かべるキダに重なるように、覚悟を決めた雰囲気で佇むマコトが切り取られ、「ラスト20分の真実。この世界の終わりに、あなたは心奪われる――」というコピーが添えられている。場面写真には、マコトと再会したキダが、壮大な“ある計画”を知らされ、鋭い視線を交わす場面が写し出されている。さらに、冷たい表情で銃を突きつけるキダ、憧れのリサと寄り添うマコト、表と裏それぞれの世界で生きる姿も確認できる。
主題歌を担当するのは、2013年にボカロP「バルーン」としてキャリアをスタートさせ、瞬く間に10~20代を中心に絶大な支持を集めた注目のアーティスト・須田。「最初に映像を見させて頂いた時、小さな傷が大きな渦になっていく様な感覚を覚えました。作品全体を包む寂寥感を自分なりに音楽にしました。 ぜひ映画と共に楽しんで頂けたら幸せです」とメッセージを託した。
「名も無き世界のエンドロール」は、21年1月29日から全国公開。なお、10月23日にムビチケが発売され、前売り特典はキダ&マコトの姿をおさめたマスクケースとなっている。