マイケル・B・ジョーダン、DC映画「Static Shock」をプロデュース
2020年10月21日 22:00

マイケル・B・ジョーダンが、米ワーナー・ブラザースが準備中のDC映画「Static Shock(原題)」にプロデューサーとして参加することが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
主人公のスタティックことバージル・ホーキンスは、特殊な催涙ガスを浴びたことで電磁気を自由自在に操る特殊能力を身につけた黒人少年。アメコミ界における多様性と包括性の推進を目指す黒人アーティストらによって創設されたDC傘下のコミック出版社マイルストーン・コミックスが、1993年に発表した「Static #1」で初登場を果たしたのち、2003年には「Static Shock(原題)」のタイトルでテレビアニメシリーズ化もされ、批評家から高い評価を得た。
同作は、8月にワーナーとDCコミックスが共同開催した初のオンラインイベント「DC FanDome」で映画化企画が発表されて以来、ファンの注目を集めている。ジョーダンは、コミック作家・脚本家・プロデューサーとして活躍するかたわら、故・チャドウィック・ボーズマン主演の「マーシャル 法廷を変えた男」で脚本・監督を務めたレジナルド・ハドリンとともに、自身の製作会社アウトリア・ソサエティを通じて製作にあたる。
ジョーダンは、米ハリウッド・レポーターに宛てた声明で、「いまの世に求められる黒人スーパーヒーローを主人公に、新たなユニバースを構築していく計画に携わることができて、心から光栄に思っています。ワーナーとレジナルドとのタッグで、今後も多様なコミックをあらゆるプラットフォーム向けに映像化し、発信していくのが楽しみで仕方ありません」と興奮気味に意欲を述べた。
大のコミック好きで知られるジョーダンは、先のコメントでも語っているとおり、これをきっかけにDCコミックを原作とした映画やテレビシリーズの製作を積極的に手がけていく意向を示している。「Static Shock(原題)」に関しても、興行成績次第とはいえシリーズ化を前提にしているとのことだ。
「クリード 炎の宿敵」を皮切りに、「黒い司法 0%からの奇跡」、米ベストセラー作家トム・クランシーの小説「容赦なく」を映画化する新作「Tom Clancy's Without Remorse(原題)」と、3作連続で主演と製作総指揮を兼任したジョーダンは、デンゼル・ワシントンの監督第4作「Journal for Jordan(原題)」でも主演と製作を務める。
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