ソダーバーグ監督が過去作を再編集 「KAFKA/迷宮の悪夢」は「まったく別もの」に
2020年8月31日 10:00

[映画.com ニュース] コロナ禍でハリウッドが休止状態にあるなか、スティーブン・ソダーバーグ監督が過去の監督作の再編集を行っていたことが明らかになった。米IndieWireに明かした。
ソダーバーグ監督といえば、独特の感性とコンスタントに新作を発表するバイタリティの持ち主として知られ、現在キアヌ・リーブス&アレックス・ウィンター主演の「ビルとテッドの大冒険」「ビルとテッドの地獄旅行」に続くシリーズ第3弾「Bill & Ted Face the Music(原題)」の製作総指揮を務めている。
4月1日からは犯罪スリラー「キル・スイッチ(原題)」の撮影に入る予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影が無期限延期に。ロックダウンを米ニューヨークの自宅で過ごすことになり、自身の過去の監督作の再編集に取りかかったという。
以前から「ハードコアなアート映画」として再編集したいと公言していた「KAFKA/迷宮の悪夢」(1991)をはじめ、「スキゾポリス」(96)と「フル・フロンタル」(2002)の再編集を終えたという。「KAFKA/迷宮の悪夢」は「根本から違う、まったく別のもの」に仕上げたというが、「スキゾポリス」と「フル・フロンタル」に関しては「単に短くしただけだ」という。
なお、「Bill & Ted Face the Music(原題)」の製作総指揮を務めたのは、自身が製作総指揮を務めたテレビドラマ「モザイク 誰がオリヴィア・レイクを殺したか」の脚本を手がけたエド・ソロモンから相談されたことがきっかけだという。ソロモンがクリス・マシソンと執筆した同作の脚本に惚れこんだソダーバーグ監督は、関係各所に連絡を取り、映画化を実現。「私はこのプロジェクトのチアリーダーのようなものだ」と謙遜している。同作は、アメリカで9月1日(現地時間)に劇場公開とVOD配信を同時に行うことになっている。
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