ロバート・ゼメキス監督のディズニー実写版「ピノキオ」にトム・ハンクス
2020年8月8日 13:00

[映画.com ニュース]米ウォルト・ディズニー製作、ロバート・ゼメキス監督の実写版「ピノキオ」に、トム・ハンクスがゼペット役で出演交渉中であることがわかった。
1940年のディズニーアニメで知られる「ピノキオ」は、カルロ・コロディの「ピノッキオの冒険」が原作。人間の男の子になることを望む操り人形ピノキオの冒険物語で、いまも世界中で愛されている。ゼペットは、ピノキオを作った人形職人のおじいさんだ。
米Deadlineによれば、ディズニーとの交渉はまだ始まったばかりだが、ハンクスは脚本を読んで、ゼメキス監督に出演の希望を伝えたという。ディズニーは以前からハンクスにラブコールを送っており、「パディントン」シリーズのポール・キングが本作の監督に決まっていた2018年から、ゼペット役としてハンクスの名が挙がっていたが、このときは契約締結には至らなかった。新たにメガホンをとることになったゼメキス監督とハンクスは、2人がオスカーを受賞した「フォレスト・ガンプ 一期一会」のほか、「キャスト・アウェイ」「ポーラー・エクスプレス」でタッグを組んだ実績があり、今回はハンクスの出演が実現しそうだ。契約がまとまれば、ふたりにとって4度目のタッグとなる。
「ピノキオ」の実写版はこれまで、「ピノキオ」(スティーブ・バロン監督)や「ピノッキオ」(ロベルト・ベニーニ監督)などがあるが、ディズニーが実写化するのは今回が初めて。脚本はゼメキス監督と「シンデレラ」のクリス・ワイツが執筆し、ワイツの製作会社デプス・オブ・フィールドがプロデュースする。
ハンクスは3月、米ワーナー・ブラザースのエルビス・プレスリーの伝記映画を撮影中に、妻リタ・ウィルソンとともに新型コロナウイルスに感染したが、夫妻は現在回復している。同作は今秋オーストラリアで撮影再開が予定されている。
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