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永瀬正敏&原田知世、芦田愛菜「星の子」で“あやしい宗教”を信じる夫婦役に! 特報も公開

2020年7月21日 05:00

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永瀬&原田が14年ぶり2度目の夫婦役に挑戦
永瀬&原田が14年ぶり2度目の夫婦役に挑戦
(C)2020「星の子」製作委員会

[映画.com ニュース] 永瀬正敏原田知世が、芦田愛菜が約6年ぶりに実写映画主演を務める「星の子」に出演していることがわかった。あわせて、特報映像と場面写真もお披露目された。永瀬と原田、ともに1983年にスクリーンデビュー。本作には、黒木和雄監督作「紙屋悦子の青春」以来、14年ぶり2度目の夫婦役として参加している。

「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した作家・今村夏子氏の同名小説を、「日日是好日」「MOTHER マザー」の大森立嗣監督が映画化。中学3年生のちひろ(芦田)は、大好きな両親から愛情たっぷりに育てられてきた。しかし、両親はちひろが生まれた時の病気を奇跡的に治した“あやしい宗教”を深く信じている。思春期を迎えたちひろは生まれて初めて、家族とともに過ごす自分の世界を疑い始めていく。特報では、「私、この水飲むと風邪引かないんです」「うちの親は、そう信じている」と語るちひろ。彼女の両親に対する複雑な感情が垣間見えている。

永瀬と原田が演じるのは、ちひろの両親役。ちひろの成長を愛情たっぷりに見守る一方で、幼少期、病弱だったちひろを救った“水”と、その水を販売する“あやしい宗教”を深く信じてしまうことから、日に日に貧乏に。挙句の果てにはフリーマーケットで買ったおそろいの緑ジャージしか着なくなってしまうという役どころだ。芦田は「永瀬正敏さんと原田知世さんの演じる両親の姿から、ちひろが大事に育てられてきたことを感じました。お二人とも本当の両親みたいにあたたかく接してくださり、待ち時間にもたくさんお話ができてとても嬉しかったです」と振り返っている。

永瀬は「信じる事の“純粋さ”と、ある意味“狂気”を家族と言うかけがえのないものの中でどう表現していくのか? 大森立嗣監督の真っ向からのチャレンジを芦田愛菜さん、原田知世さん方と共に、旅出来た事はとても光栄でした」と述懐。原田との共演については「14年ぶりにご一緒させてもらって、あまりの変わってなさにびっくりしました。“信じるものがばっちり一致している夫婦”の役でしたが、知世さんの演技を見て、感情がパッと浮かび上がるような感覚があり、だいぶリードしてもらった気がします」と語っている。

一方、原田は「『未熟児だって、、、ただただ健康に』。映画の冒頭で、日記に書き綴られた母の祈り。そんな母の切実な思いを胸に演じました」と説明。「赤ちゃんのちひろ、小学生のちひろ、そして、中学生になったちひろ。成長していく娘との一つ一つのシーンを演じていく中で、愛おしさが溢れ、同じ思いで娘を見つめる父、永瀬正敏さんの穏やかな温もりに支えられながら、ラストシーンを迎えることが出来ました」とコメントを寄せている。

星の子」は、10月に全国公開。

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