二階堂ふみ、アニメ映画「アダムス・ファミリー」ウェンズデー役で日本語吹き替え初挑戦
2020年7月20日 08:00

[映画.com ニュース] 女優の二階堂ふみが、アニメ映画「アダムス・ファミリー」のウェンズデー役で日本語吹き替えに初挑戦することが明らかになった。
NHK朝の連続テレビ小説「エール」にヒロイン・関内音役で出演中の二階堂は、「いち『アダムス・ファミリー』のファンとして、しかもウェンズデー役として関わることができて、とにかく嬉しい気持ちでいっぱいです」と出演を喜ぶ。さらに、「『アダムス・ファミリー』は、小さい頃から繰り返し観てきた作品で、子ども心にワクワクして、触れたことのない文化に衝撃を受けましたし、現在の私の“好きなもの”を形作り、導いてくれたような映画です。青白い女の子が無表情で過激なことをしていくというところにも惹かれるのですが、『アダムス・ファミリー』は年齢を重ねていくごとに様々な見え方を示してくれるところも魅力だと思います。自分の愛をこの作品に詰め込みたいと思っています」と意欲をみなぎらせている。
1930年代、アメリカの漫画家チャールズ・アダムスが雑誌の1コマ漫画としてスタートさせた「アダムス・ファミリー」。ヒネくれたユーモアセンスとユニークなキャラクターが人気を博し、60年代にテレビシリーズやアニメシリーズが作られ、91年に「アダムス・ファミリー(1991)」、93年に「アダムス・ファミリー2」として長編映画化され、世界中で大ヒットを記録した。
今回のアニメ映画版には、杏、生瀬勝久、ロバート秋山、LiLiCo、井上翔太の出演が既に発表されている。人里離れた山の中で結婚式をあげたモンスターのカップル、ゴメズとモーティシア。突然、襲って来た人間たちに故郷を追われた2人は、 丘の上に建つ荒れ果てた屋敷にたどり着く。時が流れ、夫婦には2人の子どもウェンズデーとパグズリーが生まれ、一家4人と執事のラーチは平和な日々を送っていた。そんななか、パグズリーが一族にとって重要な儀式「セイバー・マズルカ」を親戚たちの前で披露する日が近づいていた。
「アダムス・ファミリー」は、9月25日から全国公開。
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