静かな図書館内に全裸の男性!? 珍事件収めた「パブリック」本編映像
2020年7月13日 17:00
[映画.com ニュース] 「ブレックファスト・クラブ」などで知られるエミリオ・エステベスが製作・監督・脚本・主演を務める「パブリック 図書館の奇跡」の本編映像の一部がYouTube(https://youtu.be/VPOgZwdFbDE)で披露された。静かな図書館内で起きた珍事件のシーンを収めている。
記録的な大寒波の到来により、緊急シェルターがいっぱいで行き場がないホームレスの集団が図書館のワンフロアを占拠した。突如勃発した大騒動に巻き込まれた一人の図書館員の奮闘を軸に、笑いと涙のドラマが展開していく。
公開されたのは、舞台となるシンシナティの公共図書館で突如歌い出す裸の男性が出現するシーン。どこからか大きな歌声が響き、館内は笑いを伴いつつも騒然とし始める。異変に気づき、声の元を辿る図書館員のグッドソン(エステベス)とマイラ(ジェナ・マローン)。大きな窓があるフロアに着くと、そこでは全裸の男性が熱唱していた。
歌っている曲は、映画「クール・ランニング」の挿入歌で知られる「I Can See Clearly Now」。男性の対処を駆け付けた警備員にお願いする2人だったが、「裸の男との絡みは職務に含まれない」と断られてしまう。それでも男性は歌い続け、警備員の一人が話しかけると、男性は意識を失い倒れてしまう。
公共の場である図書館だからこそ、あらゆる人が訪れるということを改めて感じさせるシーンであり、さらなる事件を期待させる。
「パブリック 図書館の奇跡」は、7月17日からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開。
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