クレア・フォイがホラー映画「Dust」に主演

映画の舞台は、大型の砂嵐に見舞われた1930年代の米オクラホマ。過去のトラウマから立ち直れずにいる若い母親（フォイ）が、嵐から逃れるため立てこもった家内で、自身と家族の身を脅かすミステリアスで邪悪な“何か”から大切な家族を守ろうと、決死の闘いを繰り広げるさまを描く。

米HBOの大ヒットドラマ「ウエストワールド」の脚本家キャリー・クラウスが、数多くの若手脚本家を輩出してきたサンダンス・インスティテュートのライターズ・ラボで書き上げたオリジナル脚本をもとに、ウィル・ジョインズと共同でメガホンをとる。ルーカス・ホアキンとアリックス・マディガンが製作を務める。

CAAメディア・ファイナンスとUTAインディペンデント・フィルム・グループが北米配給権を、マッド・リバー・インターナショナルがその他地域の世界配給権を獲得。新型コロナウイルス感染拡大の影響によりオンラインでの開催となった、今年のカンヌ国際映画祭のマーケット部門でお披露目されるとのことだ。

英国王室を描いたNetflixの壮大な歴史ドラマ「ザ・クラウン」でエリザベス2世の若年期を演じ、ゴールデングローブ賞とエミー賞の主演女優賞を受賞するなど、一躍ブレイクを果たしたフォイは次に、イギリスの高名なイラストレーター、ルイス・ウェインの生涯を描くタイトル未定の伝記映画に、ベネディクト・カンバーバッチ扮する主人公の妻役で出演することが決まっている。