エドガー・ライト監督、小説「ザ・チェーン 連鎖誘拐」を映画化
2020年7月6日 16:00
[映画.com ニュース] 米ユニバーサル・ピクチャーズが、作家エイドリアン・マッキンティの小説「ザ・チェーン 連鎖誘拐」の映画化権を獲得した。米Deadlineによれば、エドガー・ライト(「ベイビー・ドライバー」)が監督、ジェーン・ゴールドマン(「キングスマン ゴールデン・サークル」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」)が脚本を手がける。
2019年に出版されたベストセラー小説「ザ・チェーン 連鎖誘拐」は、11歳の娘を誘拐された母レイチェルが、娘を取り戻す唯一の手段としてほかの子を誘拐し、その子の両親がまた別の子を誘拐しなければ、レイチェルの娘は殺されてしまうという、連鎖誘拐システム“チェーン”に巻き込まれる物語。犯罪の被害者から加害者になるレイチェルの苦悩と、チェーンに立ち向かう奮闘が描かれている。
原作者マッキンティはもともと売れない作家で、Uberのドライバーや建設作業員として働き、家族を養っていた。1度は作家になることを断念したが、ファンレターを出したドン・ウィンズロウに励まされて再び筆をとり、完成した「ザ・チェーン 連鎖誘拐」は41カ国で出版されて20カ国でベストセラーとなった。
映画は、英ワーキング・タイトルのエリック・フェルナーとティム・ビーバン、ナイラ・パーク、ライト監督、シェーン・サレルノがプロデュースする。
「キングスマン:ゴールデン・サークル」
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