ポン・ジュノ監督、「パラサイト」のことは早く忘れたい! 外界との接触を断つ
2020年6月5日 22:00

[映画.com ニュース] ポン・ジュノ監督が、現在“外界”との接触を断っていると、中国のポータルサイト「新浪(SINA)」が報じている。
「パラサイト 半地下の家族」が、第92回アカデミー賞作品賞を含む最多4冠を獲得するという偉業を達成したポン監督。今年2月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に青瓦台へ招かれて晩餐会に出席したのだが、それ以降、外部との接触を断ち切っているようだ。
6月3日、第53回大鐘賞映画祭の授賞式が行われ、「パラサイト 半地下の家族」は最多5冠(作品賞、監督賞、脚本賞、助演女優賞、音楽賞)を達成。しかし、そこにポン監督の姿はなく、代わりにコメントしたのは、プロデューサーのクァク・シネだった。
ポン監督の近況を明かしたのは、大鐘賞の審査員を務めたイ・チャンホ監督。「(ポン監督は)『パラサイト 半地下の家族』のプロモーションで、肉体的にも精神的にも大きなストレスを受けており、かなり疲弊している。十分な休息が必要だ」と説明している。
次回作の構想を練るために“静かな空間”が必要だったようで、ポン監督は文大統領との食事会に出席した後、携帯電話の電源を切り、インターネットから離れたとのこと。釜山国際映画祭、アメリカでの各種イベントの招待も断り、「『パラサイト』のことは早く忘れたい」と話しているようだ。
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