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草なぎ剛「ミッドナイトスワン」に新人・服部樹咲、水川あさみ、田口トモロヲ、真飛聖らが出演

2020年5月30日 04:00

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“切なくも美しい現代の愛の形”を描くラブストーリー
“切なくも美しい現代の愛の形”を描くラブストーリー
(C)2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS

[映画.com ニュース]草なぎ剛が主演し、トランスジェンダー役に挑むオリジナル映画「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)の追加キャストが発表され、女優デビューとなる新人・服部樹咲(はっとり・みさき)のほか、水川あさみ田口トモロヲ真飛聖らが出演していることがわかった。

全裸監督」の監督・脚本で知られる内田監督が手がける今作は、トランスジェンダーの凪沙(なぎさ)と親から愛を注がれることなく生きてきた少女・桜田一果(さくらだ・いちか)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く。「初めてトランスジェンダーの役を演じるという難しさもありましたが、魅力的な皆さんと共演させていただいたおかげで演技に集中し最後まで走りきることができました」と振り返る草なぎ。「キャストの皆さんと共にしたこの貴重な時間の全てが、ご覧になる方にも伝わると思いますので、楽しみにしていてください」と語っている。

オーディションで、その独特な存在感とバレエの才能を見いだされた服部は、母親からネグレクトを受け、遠い親戚である凪沙の元にやってきた一果役に挑むことに。演技未経験だったため「撮影の前は、緊張して眠れませんでした」とのこと。「台本を見るのも初めての経験で、最初は戸惑いましたが、昔からバレエの舞台で人前に出る事には慣れていたので、実際の撮影の現場は、そこまで緊張せず、すっと一果の役に入る事が出来ました」と述懐。草なぎとの共演は忘れがたいものとなったようだ。

服部「草なぎさんは、待ち時間から驚くほど凪沙という役に入られていて、大変刺激を受けました。『強くならんといけん』という草なぎさんの台詞から、一果が変わっていくのですが、とても大切なシーンとなりました」

水川と田口は、育児放棄とネグレクトに走ってしまう一果の母親・早織、凪沙の働くショーパブ「スイートピー」の洋子ママとして登場。「草なぎさんが凪沙という人物をどう演じるのだろうということが凄く気になったのがきっかけで、この映画に参加したいと思いました。実際、現場に入ると、凪沙の溢れる母性と抜群の存在感にグっと心を持ってかれそうになりました」(水川)、「草なぎさんとは、初めての共演ですが、現場に入った時には既に凪沙になられていて、とても集中されていたのが印象的です。このような題材が日本でも作られるようになったと時代を感じて欲しいですし、感じています」(田口)と話している。

真飛が演じるのは、一果の類い希なる才能を見いだし、愛情をもって教えようとするバレエ講師・片平実花。「昔から草なぎさんのお芝居が好きで、想像するだけで切ないその物語に、自分が実花として存在できるのが、幸せな時間になるだろうと思いました」と告白。「凪沙が抱える問題――苦しみながらも女性になりたい、女性として生きていきたいという願いは、今の時代だからこそ、受け入れられるのかもしれません。一果と出会い共同生活が始まったことで生まれた、お互いの心の揺れや、距離の縮まり方が、見ていてはがゆかったです」とコメントを寄せている。

凪沙とともに働く「スイートピー」の面々を演じるのは、田中俊介吉村界人。また、真田怜臣が役者としてだけでなく、トランスジェンダーという立場から、内田監督の脚本執筆時にアドバイスをしている。そのほか、一果の同級生であり同じ教室のライバルでもあるりん役に上野鈴華、りんをバレエのプロダンサーとして育てる事に必死な母親役に佐藤江梨子、りんの父親役に平山祐介、トランジェンダーとして生きる凪沙を素直に受け止める事が出来ない母役として根岸季衣が参加している。

ミッドナイトスワン」は、今秋に全国公開。

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