アンナ・カリーナさんの40年にわたるパートナーによる映画が6月13日公開 ゴダールとの代表作も同時上映
2020年5月28日 12:00
[映画.com ニュース] 昨年12月14日に死去した、アンナ・カリーナさんの40年にわたるパートナーだったデニス・ベリー監督が、カリーナさんの人生に迫った映画「アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい」が、6月13日から新宿のK's cinemaで公開される。また、カリーナさんとジャン=リュック・ゴダール監督との代表作「気狂いピエロ」「女と男のいる舗道」「女は女である」も同時上映が決まった。
出演作をはじめとする貴重な映像によりアンナ・カリーナの魅力がひも解かれる本作は、40年にわたるパートナーだったデニス・ベリー監督が、万感の思いを込めて作り上げた映画。挿入画像の権利関係上、日本公開はできない作品だったが、カリーナさん追悼のため、今年限りの上映が認められた。
また、「気狂いピエロ」は、2018年6月6日に死去した字幕翻訳家の寺尾次郎氏が「25年は無理としてもせめて10年くらい」は定訳になってほしいと願いをこめた渾身の新訳字幕版。寺尾氏の三回忌に合わせた上映であり、権利の関係でしばらくはこれが「気狂いピエロ」日本最終上映の機会となる。
「アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい」は、6月13日からK's cinemaほか全国で順次公開。
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