オリビア・ワイルド監督最新作に「ミッドサマー」フローレンス・ピュー&「ワンダーウーマン」クリス・パイン

2020年5月13日 17:00


フローレンス・ピュー(右)とクリス・パイン
フローレンス・ピュー(右)とクリス・パイン

[映画.com ニュース] 女優オリビア・ワイルドの長編監督デビュー作「ブックスマート(原題)」が絶賛されているが、監督最新作「Don't Worry Darling(原題)」でフローレンス・ピュークリス・パインシャイア・ラブーフが豪華共演を果たすことが明らかになった。米バラエティが報じている。

18社による争奪戦の末に、米ニューライン・シネマが製作・配給権を獲得した同作は、1950年代の米カリフォルニアを舞台に、世間から隔絶されたユートピア的コミュニティに暮らす専業主婦の平穏な日常が徐々に崩壊していくさまを、#TimesUpの視点で描く心理スリラーだ。

ザ・サイレンス 闇のハンター」のシェーン&ケアリー・バン・ダイクが執筆した草稿をもとに、「ブックスマート(原題)」のケイティ・シルバーマンが脚本のリライトを担当。ワイルド、シルバーマン、ロイ・リー、ミリ・ユーンがプロデュースし、キャサリン・ハードウィック(「トワイライト 初恋」)が製作総指揮にあたる。また、ワイルドは監督・製作に加え、脇役として出演する予定。ピューが主人公の主婦役で主演を務めること以外、パインやラブーフ、ワイルドがどんな役どころを演じるのかは、まだ明かされていない。

ピューは、アリ・アスター監督のスリラー「ミッドサマー」で主演を務め、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」では第92回アカデミー助演女優賞にノミネートを果たした若手注目株。マーベル・スタジオ最新作「ブラック・ウィドウ」でスカーレット・ヨハンソン扮する主人公の妹エレーナ役を演じている。

一方のラブーフは、半自伝的小説を自らの脚色で映画化した「ハニー・ボーイ(原題)」、ダコタ・ジョンソン共演のヒューマンドラマ「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」の近作2本がいずれも高評価を獲得。先ごろ、ハンガリーの鬼才コーネル・ムンドルッツォ監督の新作「Pieces of a Woman(原題)」の撮影を終えたばかりだ。

パインは、先ごろ新型コロナウィルスの影響で公開延期が発表された大ヒット映画の続編「ワンダーウーマン 1984」にスティーブ役で続投するほか、新作アクションスリラー「Violence of Action(原題)」、“アメリカの良心”と呼ばれた伝説的ニュースキャスター、ウォルター・クロンカイトを演じる実録ドラマ「Newsflash(原題)」など、主演作が多数控えている。

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