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清原果耶×桃井かおり「宇宙でいちばんあかるい屋根」に伊藤健太郎、醍醐虎汰朗らが参加!

2020年5月5日 06:00

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吉岡秀隆、坂井真紀、水野美紀、山中崇も出演
吉岡秀隆、坂井真紀、水野美紀、山中崇も出演
(C)2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会

[映画.com ニュース] 清原果耶が映画初主演を務め、桃井かおりと共演する映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」の追加キャストが発表され、伊藤健太郎吉岡秀隆坂井真紀水野美紀山中崇醍醐虎汰朗が出演することがわかった。

作家・野中ともそ氏の同名小説(光文社文庫刊)を、第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作「新聞記者」で注目を集めた藤井道人監督が実写化。平穏でも悩みはあって、時々息苦しくなる14歳のつばめ(清原)が、ド派手な身なりで底意地の悪い謎の老女“星ばあ”(桃井)と出会い、互いの心に空いた穴を埋め合うように距離を縮めていくさまが描かれる。

ドラマ「今日から俺は!!」やNHK連続テレビ小説「「スカーレット」で注目を集める伊藤は、つばめが恋する大学生・浅倉亨役に。藤井監督とは初タッグとなり「夏のとても暑い中での撮影だったのですが、1シーン1シーンすごく丁寧に撮影なさっていた事を思い出します。この映画は『温かい』という言葉が1番似合うと思います」と振り返る。

天気の子」で主人公・森嶋帆高役として声優に初挑戦し、急成長を遂げた醍醐は、つばめの元カレ・笹川誠役に挑戦。「藤井道人監督が感情表現のリアリティを追求してくださり、役を作り込むというよりその場で生まれた自然な感情を大切にしてお芝居させて頂いたので、演じていてすごく心地よかったです。役者として一歩成長できる機会になったと思います」と充実のひと時となったようだ。

作家・野中ともそ氏の人気小説「宇宙でいちばんあかるい屋根」
作家・野中ともそ氏の人気小説「宇宙でいちばんあかるい屋根」
光文社文庫

吉岡はつばめの父・大石敏雄役、坂井はつばめの義母・大石麻子役として参加。「リアルファンタジーとでも言うのでしょうか…。誰もが通るであろう孤独感の中でしか見えない光を、役を演じる清原果耶さんの中に見た気がしています」(吉岡)、「清原さんの母親役をやらせていただくのは2回目で、その時もなかなか激しい親子関係でしたが、今回もまた違った意味での高いハードルがありました。清原さんと夫役の吉岡さんとの日々は、でこぼこしていてとても愛おしく、撮影が終わってしまうのが寂しくてなりませんでした」(坂井)と語っている。

水野が扮したのは、つばめの産みの母で水墨画家・山上ひばりだ。1シーンのみの参加だったようだが「藤井監督の並々ならぬこだわりと熱量を感じる楽しい現場でした。衣装や小道具の細部にまで繊細なこだわりと愛が詰まっています」と思い出深い撮影となった。一方、つばめが通う書道教室の先生・牛山武彦役の山中は「この作品が、主人公のつばめを通して、明日へ向かうわたしたちに優しく寄り添ってくれるような、そっと背中を押してくれるような、そんな存在になってくれたら嬉しいなと思います」とコメントを寄せている。

宇宙でいちばんあかるい屋根」は、今秋に全国公開。

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