ベネチア国際映画祭は日程変更せず カンヌ国際映画祭と共催の可能性は?
2020年4月23日 12:00

[映画.com ニュース] 新型コロナウイルスの影響で、当初5月に開催予定だった仏カンヌ国際映画祭が延期を繰り返し、模索を続けるなか、9月上旬にイタリアで開催予定のベネチア国際映画祭は準備を進めているようだ。
ベネチア国際映画祭を主催するベニス・ビエンナーレのロベルト・チキュート社長が、伊通信社ANSAの取材に応じた。チキュート社長によれば、第77回ベネチア国際映画祭は予定通り9月2~12日に行う予定だという。
新型コロナウイルスの影響で、5月に行う予定だったカンヌ国際映画祭は6月下旬に延期を決めたものの、その日程でも開催が難しいという結論に達したばかり。同映画祭のディレクターを務めるティエリー・フレモー氏が、ベネチア国際映画祭との共同開催の可能性を示唆するなか、ベネチア国際映画祭のチキュート社長は「どんなことでも可能です」と前向きな姿勢を見せている。
「ただし、ティエリー・フレモー氏が現状分析に集中したいと言って、何をしたいのか言ってくれないので、こちらは困惑しています」と、カンヌ側からアプローチがないことに不満を漏らしている。そして、「私たちは自分たちでプログラムを組む予定です」と明言し、5月下旬までに然るべき安全対策をまとめるつもりだという。
なお、イタリアはいまだに厳しいロックダウン状態にあり、死者は2万3000人を超えている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート