三船敏郎、生誕100年 記念プロジェクト第1弾が始動
2020年4月1日 12:00
[映画.com ニュース]「七人の侍」「羅生門」「用心棒」など数多くの名作に出演し、「世界のミフネ」として知られる俳優の三船敏郎。2020年4月1日に迎えた生誕100年を記念するプロジェクトの第1弾が発表された。
キックオフは、4月4日午前9時からスタートする日本映画専門チャンネルでの特集で、三船敏郎初海外主演作品「価値ある男」がテレビ初放送される。同作は第34回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、シルバーグローブ賞、サンフランシスコ国際映画祭金賞を受賞したメキシコ映画。谷口千吉監督の「嵐の中の男」、アカデミー賞受賞監督による長編ドキュメンタリー映画「MIFUNE THE LAST SAMURAI」と合わせ、映画評論家佐藤忠男氏による解説も放送される。詳細は日本映画専門チャンネル公式ページ(https://www.nihoneiga.com/osusume/mifune100/)に掲載。
BS10 スターチャンネルでは、三船が世界に挑んだ海外作品を中心に4~6月の3カ月連続で、大特集「【生誕100年プロジェクト】三船敏郎 映画で世界に挑んだ男」を放送。4月は、実業家の本田宗一郎をモチーフにした役を演じた「グラン・プリ」、スピルバーグ監督の「1941」、アラン・ドロンと共演した「レッド・サン」などの6作品を4月5日の午前7時から午後9時の時間帯に一挙放送する。詳細はスターチャンネル公式ページ(https://www.star-ch.jp/mifune/)で告知。
夏からは、同じく生誕100年を迎えた映画雑誌、キネマ旬報のWEB版で連載「世界のミフネとキネマ旬報の100年」がスタート。1950年代以降に「キネマ旬報」に掲載された三船敏郎のインタビューや対談、グラビアなど、貴重な記事の数々を「キネマ旬報WEB」にて初夏より公開する。