土屋太鳳「ヒノマルソウル」で田中圭と初の夫婦役! 仲良し家族ショット&ポスター披露
2020年3月18日 05:00

[映画.com ニュース]女優の土屋太鳳が、「ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち」で、主演の田中圭と初の夫婦役を務めていることがわかった。田中とは「図書館戦争 THE LAST MISSION」以来、約5年ぶりの共演を果たした。
1998年の長野五輪、スキージャンプ団体が悲願の金メダルを獲得し、日本中が歓喜に包まれた。この栄光を陰で支えたのは、25人のテストジャンパーたち。飯塚健監督(「虹色デイズ」「ステップ」)がメガホンをとった映画では、金メダルに強い思いを抱くテストジャンパー・西方仁也を軸に、手に汗握る団体戦の攻防、吹雪による競技中断、「テストジャンパー25人が全員無事に飛べたら競技を再開する」という条件のもとに行われた決死のテストジャンプを、史実に基づいたオリジナルストーリーで描き出す。
田中演じる主人公・西方は、94年のノルウェー・リレハンメル五輪スキージャンプ団体で「日の丸飛行隊」のメンバーとして日本代表を牽引するも、エース・原田雅彦のジャンプ失敗で金メダルを逃した。代表候補として有力視されながらも落選した長野五輪では、挫折を乗り越え、テストジャンパーとして日本代表選手たちを裏方で支えた人物だ。さらに、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(「日向坂46」)がテストジャンパーたちを体現し、古田新太がコーチ・神崎幸一に扮している。

「大怪獣のあとしまつ」が控える土屋は、西方を見守り応援する妻・幸枝役で参戦。長野五輪の代表候補落選で落ちこむ夫を笑顔で励まし、テストジャンパーの道を選ぶ際にはそっと背中を押す、芯の強い女性という役どころ。バラエティ「ぐるぐるナインティナイン」の「ゴチになります!」でも共演した田中に、「お芝居で心のやり取りをできるのは本当に幸せなこと。圭さんがいてくださるので心強い」「『なぜ、今』『どうして、自分が』というような、実力でも努力でも超えられない壁。その壁に挑んだ実話は素晴らしいがゆえに難しく、気象問題含め大変な撮影を、座長である田中圭さんが引っ張って下さいました」と感謝を伝えた。一方の田中も、「幸枝さんが、古き良き時代の日本の女性の強さ、しなやかさを持っていて、土屋さんにピッタリ」と太鼓判を押している。
あわせて、田中と土屋が子役の加藤斗真くんを囲み笑顔を見せる“家族”のオフショットと、ポスタービジュアルがお披露目された。ポスターには、金メダル獲得の裏で、「拍手も歓声もない戦い」に挑んだテストジャンパーたちの力強い眼差しが切り取られている。
「ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち」は、6月19日から全国東宝系で公開。
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