アンナ・カリーナ追悼&生誕80周年記念 パートナーが撮り、“ラブレター”と語る映画が6月公開
2020年3月16日 12:00

[映画.com ニュース] 仏ヌーベルバーグを代表する伝説的な女優、故アンナ・カリーナさんの人生に迫る映画「アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい」が、6月13日から新宿のK's cinemaで公開されることがわかった。あわせて、故寺尾次郎さんによる字幕がつけられ、上映権利期間終了間近であるデジタルリストア版「気狂いピエロ」の、同劇場での日本最終公開も決定した。
カリーナさんが80歳、何度もタッグを組んだ巨匠ジャン=リュック・ゴダールが90歳を迎える2020年を目前に、19年12月14日、カリーナさんはパリで逝去した。パートナーであるデニス・ベリー監督がメガホンをとり、「アンナへのラブレター」と語る本作では、カリーナさんの魅力が貴重な映像とともに紐解かれている。劇中に挿入されている映画の権利関係上、本来日本では公開できない作品だったが、プロデューサーの尽力により、今年限りという条件で公開が実現した。
1940年9月22日、デンマーク・コペンハーゲンで、遠洋航路船長の父と19歳の母との間に誕生したカリーナさん。すぐに別れてしまった両親に代わり育ててくれた祖母が亡くなり、孤独な生活を送っていたが、17歳の頃に故郷を離れる。そして辿り着いたパリのサンジェルマン・デ・プレで、「ここが私の居場所」だと確信する。

ココ・シャネルに出会い、アンナ・カリーナという名前を与えられた彼女は、一躍花形モデルに。さらに、ゴダール監督に見初められ、「女は女である」「女と男のいる舗道」「気狂いピエロ」に出演し、ヌーベルバーグのミューズとして君臨する。音楽界の寵児セルジュ・ゲンズブールも、ミュージカル映画「アンナ(1966)」のために14曲の楽曲を提供するなど、数々の著名人に愛された。72年には、「リアルなことを表現したい」という思いが募り、完全な男社会だったフランス映画界を飛び出し、自ら製作・脚本・監督・出演を務め米ニューヨークで映画を撮影。歌手としての活動も開始し、世界各国でツアーを行った。
あわせてお披露目されたポスターは、出演映画のカットなど、カリーナさんの魅惑的な表情満載のカラフルなビジュアル。「シャネルが名付け、ゴダールが崇め、ゲンズブールが囁いた」というコピーから、カリーナさんの唯一無二の存在感が伝わってくる。
「アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい」は、6月13日からK's cinemaほか全国で順次公開。
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