米ディズニー、新作実写映画の製作を全面ストップ

2020年3月16日 12:15

計7作品の撮影ならびに準備休止を発表
計7作品の撮影ならびに準備休止を発表

[映画.com ニュース]米ウォルト・ディズニーは3月13日(現地時間)、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、新作実写映画の撮影および製作準備を一時中断する決定を下した。米バラエティが報じている。

ディズニーは、「弊社作品の撮影現場におけるCOVID-19(コロナウイルス)感染は今のところ確認されていませんが、キャストとスタッフの安全を確保するため、実写映画の撮影を一時中断する決定を下しました。引き続き状況の把握に努めつつ、できるだけ早期に撮影を再開する所存です」という声明とともに、「リトル・マーメイド」「The Last Duel(原題)」「Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings(原題)」「Nightmare Alley(原題)」「ピーター・パン」「Shrunk(原題)」「ホーム・アローン」の計7作品の撮影ならびに準備休止を発表した。

マット・デイモンアダム・ドライバーがダブル主演を務めるリドリー・スコット監督作「The Last Duel(原題)」は、エリック・ジャガーのノンフィクション本「決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル」をもとに、デイモンと盟友ベン・アフレックが共同脚本を手がけた復讐劇。2月頭からアイルランドで撮影が進められてきたが、新型コロナウィルスの流行に伴い欧州各国が入国制限措置を強化しはじめたことなどから、撮影への支障が案じられていた。撮影があとどのくらい残っているのか、また、2020年12月25日に予定されている全米公開が延期となるか否かについては、現時点で明らかになっていない。

ブラッドリー・クーパーを主演に迎えたギレルモ・デル・トロ監督の新作「Nightmare Alley(原題)」も同様に撮影が進行中だったが、こちらは全米公開日が発表されていないため、プロジェクト自体が大幅に先送りされる可能性もある。

マーベル初のアジア系スーパーヒーローを描くマーベル・スタジオの新作「Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings(原題)」をめぐっては、子どもが生まれたばかりのデスティン・ダニエル・クレットン監督が予防措置として新型コロナの検査を受け、結果が出るまで自主隔離に入ったことから、すでに撮影が中断していた。その間、セカンド・ユニットは撮影を続行する予定だったが、親会社ディズニーの決定を受け全面休止となってしまった。

このほか、3月16日からイギリス・ロンドンで撮影スタートを予定していた実写版「リトル・マーメイド」、製作準備が進められていた実写版「ピーター・パン」とリブート版「ホーム・アローン」、1989年のヒットSFコメディ「ミクロキッズ」をリブートする「Shrunk(原題)」がすべて中断。

ディズニーは「一時的」としているものの、公開延期を含め、今回の決定が同スタジオの新作群に及ぼす影響が懸念される。

(映画.com速報)

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