グザビエ・ドラン×アデルがコラボ!「Rolling in the Deep」が彩る豪華オープニング映像入手
2020年3月11日 10:00

[映画.com ニュース] グザビエ・ドラン監督最新作「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」の、アデルの名曲「Rolling in the Deep」が流れるオープニング映像を、映画.comが入手した。アデルがドラン監督の大ファンだったことから、豪華コラボレーションが実現した。
第67回カンヌ国際映画祭で審査員賞に輝いた「Mommy マミー」、第69回の同映画祭でグランプリを獲得した「たかが世界の終わり」などで知られるドラン監督初の英語作品。カナダで子役として活躍していた8歳の頃のドラン監督が「タイタニック(1997)」を見て感動し、レオナルド・ディカプリオに宛ててファンレターを書いた経験をもとに、謎の死を遂げた人気俳優と、彼に夢中な少年の“秘密の文通”を描いた物語を紡ぐ。
キット・ハリントン(「ゲーム・オブ・スローンズ」)がスターのジョン・F・ドノヴァン、人気子役ジェイコブ・トレンブレイ(「ルーム」「ワンダー 君は太陽」)がジョンの心の支えとなる少年ルパートを演じる。そのほかナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツらオスカー女優たちが脇を固めた。
オープニング映像は、「Rolling in the Deep」の冒頭からサビまでが使用された贅沢な仕上がり。米ニューヨークの摩天楼をバックに、ジョンの華やかな撮影風景が展開する。大勢のスタッフやモデルに囲まれるスターの“光”の部分が活写される一方で、カメラのフラッシュに照らし出されるジョンはどこか物憂げで虚ろな表情をたたえており、この後に待ち受ける“影”を暗示している。
過去にアデルからのラブコールで大ヒット曲「Hello」のPVを監督したドラン監督は、その当時「アデルから連絡が来た時にはすごく驚いたけど、アデルは僕のデビュー作『マイ・マザー』にすごくインスパイアされていたみたいなんだ。特に主人公ユベールが自身にカメラを向けて語っているモノクロの独白シーンが好きだと言ってくれた。僕もそのシーンが一番好きだったから嬉しかったよ」と語っている。「ドランと一緒に仕事をして、いつかドランの映画にも出てみたいと思ったわ!」と意欲を明かしていたアデルは、本作への出演を熱望していたほど、ドラン監督とのタッグを心待ちにしていたという。その思いを受けたドラン監督は、彼女の曲を重要なオープニングシーンで使用。ふたりの天才が手を組み、圧巻のシーンを作り上げている。
「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」は、3月13日から新宿ピカデリーほか全国で公開。
(C)THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
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