名撮影監督も苦労した! 「1917 命をかけた伝令」長尺ワンカット映像公開
2020年2月6日 10:00

[映画.com ニュース]「007 スペクター」「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」のサム・メンデス監督がメガホンをとった「1917 命をかけた伝令」の本編映像の一部が公開された。撮影監督を務めたロジャー・ディーキンスによる圧巻の撮影技術はもちろん、メンデス監督特有の詩的な描写が映し出されるシーンになっている。
本作は、第1次世界大戦下に参加した2人の若きイギリス兵の“ある1日”を描いた作品。イギリス兵のスコフィールド(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)が、進軍する仲間と兄弟が所属する1600人の友軍兵士たちに「作戦中止」の重要な伝令をするべく、危険が待ち受ける敵の陣地を抜けようとする。
物語への没入感を高めるため、屋外ロケでのワンカット撮影という驚がくの手法を全編に採用。第92回アカデミー賞では、作品賞を含む10部門にノミネートされた。
公開されたのは、とあるフランスの農家に辿り着いたスコフィールドとブレイクが、建物内とその周りを散策するシーン。ひどく荒らされた形跡の残る部屋を目の当たりにし、その空間から逃げるように建物の外へと出たスコフィールドは、家畜小屋にいた牛と、バケツに残された搾りたての牛乳を見つける。
そんななか、上空に2機の友軍機と1機の敵機が現れ、交戦に敗れた敵機が2人の目の前に墜落する。燃えさかる機体から反射的に敵の兵士を助け出した2人だが、数々の戦場を経験したスコフィールドの「楽にしてやろう」という提案に対し、年も若く心優しいブレイクは「水を持ってこい」と、敵兵を助ける判断を下す。
「007 スカイフォール」「ブレードランナー2049」「ショーシャンクの空に」などを手掛けてきたディーキンスは「引き画を入れるか、どうカメラを動かせば周囲を見渡せるか、その瞬間を強く映せるか、ワンショット撮影というのはそのバランスが肝だった。ただ2人を背後から追うだけの映像にはしたくなかった。物語を描写する方法を模索したよ」と苦労を振り返る。
公開された映像でもわかるように、追求されたワンカットのカメラワークは、観客を映画の世界へ誘うための方法として作用しており、ディーキンスは「ワンカットの映像に気を取られずに作品を見てほしい。観客がストーリーに没頭して登場人物と一緒に体験するために作った映像だ。観客が撮影技術に気を取られるようではある意味失敗だ」とコメントを寄せている。
「1917 命をかけた伝令」は2月14日から全国公開。
(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
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