「Disney+」オビ=ワン主人公のドラマ、無期制作中断に
2020年1月27日 12:00

[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーがストリーミングサービス「Disney+(ディズニープラス)」向けに準備中の、オビ=ワン・ケノービを主人公にした「スター・ウォーズ」の新ドラマシリーズ(タイトル未定)が、突如制作中断となった。米Colliderなどが報じている。
「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」(1999)から始まるプリクエル3部作で、若き日のオビ=ワンを演じたユアン・マクレガーが、約15年ぶりに同役に復帰を果たす本作は、「エピソード3 シスの復讐」(2005)から8年後を舞台に、ジェダイ・オーダー崩壊後の世界を描く予定だった。
ホセイン・アミニ(「ドライヴ」「47RONIN」)が脚本を執筆、Disney+向け「スター・ウォーズ」ドラマシリーズ第1弾となる「マンダロリアン」シーズン1の2エピソードでメガホンをとったデボラ・チョウ監督のもと、今夏クランクインを目指して順調に制作準備が進められていたが、同サイトによれば、アミニが既に書き上げていた2話分の脚本に、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が難色を示したことから事態は一転。英ロンドンのパインウッド・スタジオに集まったスタッフたちは解散を命じられ、制作は「無期限保留」だと告げられた模様だ。
また、米ハリウッド・レポーターが関係者から入手した話によると、ルーカスフィルムは早速アミニに代わる新たな脚本家探しを始めると同時に、当初予定していた全6話から全4話へとシリーズの構成を改める方針だという。
マクレガーを交えたスクリーンテストまで行われていた段階で、なぜ脚本にNGが出たのか疑問だが、幼いルーク(・スカイウォーカー)をジェダイマスターのオビ=ワンが守ろうとするという内容が、獲物として捕えたはずのベビーヨーダを、マンダロリアンが保護下に置くようになるという「マンダロリアン」のストーリーに酷似していたことが理由のひとつではないかと、ある関係者は指摘している。
ディズニーは本作の配信開始日をいまだ公表していないが、制作中断が報じられた直後、新作映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」のUSプレミアに出席したマクレガーは、取材陣に対し「撮影が来年に先送りになったというだけ。完成していた脚本は素晴らしいものだったけど、『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』が公開されて、ようやく一段落したルーカスフィルムの製作陣が、たっぷり時間をかけてさらにベターにしたいと考えた。ただそれだけのことで、あとは万事順調。心配無用だよ」と笑顔でかわしている。21年1月に撮影スタートの見込みであることを明かした。
チョウとマクレガーは、それぞれ監督、主演として残留。マクレガーは主演に加え、ケネディ、チョウと共に制作総指揮も務める。
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