竹中直人×山田孝之×齊藤工、大橋裕之「ゾッキ」実写映画化に“監督”として挑戦!

2020年1月16日 23:00

映画監督として、長編映画の共同制作に挑む!
映画監督として、長編映画の共同制作に挑む!

[映画.com ニュース] 竹中直人山田孝之齊藤工が映画監督として、長編映画の共同制作に挑むことがわかった。3人が映像化に挑むのは、漫画家・大橋裕之氏の最高傑作とうたわれる「ゾッキ」(2017年「ゾッキA」「ゾッキB」として刊行)。大橋氏の生まれ故郷・愛知県蒲郡市での全編オールロケを敢行し、2月に撮影がスタート。21年の全国公開に向けて、製作が進行する。

何気ない日常のおかしみや、人間の優しさをシュールに物語ってきた大橋氏は、独自のタッチ、ストーリーの唯一無二性から“孤高の天才”と称され、1月11日に封切られた「音楽」(岩井澤健治監督)の原作者としても知られている。原作「ゾッキ」は、大橋氏の幻の初期作品集。その語源となったのは「寄せ集め」「ひとまとめにした」という古本市場で使われる特殊用語だ。安い価格で売られるひとまとめで束ねられた「ゾッキ本」が由来となっている。18年、竹中が「ゾッキ」にほれ込み「絶対、実写映画化したい!」と強く熱望し、山田と齊藤に映画監督としてのオファーをしたことから、企画が立ち上がった。

映画監督としては8作目となる竹中は「まさかこんなときがくるなんて…大ファンだった大橋裕之さんの作品を映画にすることが出来るなんて…まるで夢のようなできごと…夢のまたゆめのようなできごと…ぼくが感じた大橋さんの世界をどこまで映像化出来るのか…この思いに集まって来てくれた方々と夢中になって作ります!」と意欲十分だ。

原作漫画「ゾッキ」
原作漫画「ゾッキ」

監督初挑戦となった山田は「初めてゾッキを読んだ時の衝撃、感動、恐怖、希望。それらを自分なりの表現で伝える。怖くもあるけどゲボが出るほど楽しみです。監督のイメージはあるものの監督をしたことがない僕ですが、竹中監督、齊藤監督と協力して心を刺激する作品に仕上げたいと思います」と語っている。「blank13」「COMPLY+-ANCE コンプライアンス」(2月21日公開)に続き、劇場公開長編3作目となった齊藤は「監督陣がやや派手な門構えに見えるかも知れませんが、作品至上主義の映画人が集まっていて、大橋裕之さんの最高過ぎる原作に忠実に、かつ実写ならではの裏切りを行いたいと思っております」と説明。「このプロジェクトの発起人である竹中直人さん、そして、この作品に関わるきっかけをくださった前野朋哉さんに心から感謝致します」と思いの丈を述べている。

ロケ地となる蒲郡市は「海のまち」と呼ばれており、ゆったりと広がる穏やかな三河湾や山々、情緒ある風景がある豊かな土地。ラグーナテンボス、竹島、4つの温泉郷、ボートレース蒲郡など観光スポットも充実しており、山田は先行単独で蒲郡市に入り、ロケ地の視察、現地の人々と交流しながら、準備を進めてきたようだ。

なお、蒲郡市は行政、企業、民間から組成される「映画『ゾッキ』蒲郡プロジェクト委員会(仮)」を100名規模で発起。撮影協力にとどまらず、委員会メンバーを追ったドキュメンタリーの製作、出演者オーディションの開催、映画とコラボレーションした商品開発、エコ・チャリティー活動を取り入れるなど、新たな映画製作の取り組みにチャレンジする。

ゾッキ」は、21年に全国公開。

(映画.com速報)

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