C-3POは悪役?「スター・ウォーズ」レジェンド俳優が「数日後にはわかる」とけん制
2019年12月12日 13:14

[映画.com ニュース]公開が待たれるシリーズ最新作「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」の来日記者会見が12月12日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われ、脚本も手がけたJ・J・エイブラムス監督をはじめ、デイジー・リドリー(レイ役)、ジョン・ボイエガ(フィン役)、オスカー・アイザック(ポー・ダメロン役)、シリーズ全作品に出演するアンソニー・ダニエルズ(C-3PO役)、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ、共同脚本のクリス・テリオが出席した。
世界中が注目する伝説の“結末”について、エイブラムス監督は「2年ほど議論を重ねて、より良いエピローグを目指した。非常に難しいプロセスだったが、そうでなければ良いものは生まれない」と自信のコメント。テリオも「結末はもちろん、そのプロセスをいかに描くかが重要だった。今は1人のファンとして、悲しさもあるが、ジョージ・ルーカスが1977年に生み出した精神は受け継がれている」と胸を張った。
「レイの出自は明らかになるのか?」の問いに、リドリーは「なる」と断言。前作「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」の提示した答えについて「私自身は満足したが、レイはフラストレーションを感じ、答えを求めているはず。失ったものを取り戻さなければ」とキャラクターの気持ちを代弁した。シリーズの主題は「家族」だといい、「血のつながりだけが、すべてではない。出会った人々との愛や友情、美しい関係性を見てほしい」とアピールした。
また、ダニエルズはファンがささやく「C-3POは悪役なのでは?」という議論に、「ファンの想像力には、いつも驚かされる。数日後にはわかりますよ」とけん制。現在公開されている予告編には、別れを示唆するセリフもあり「あれは本当に美しいセリフだし、いろいろな解釈ができる。(映画の)真実は別にして、私にとっては仲間との別れ、ファンの皆さんとの別れが近いのは確かです」としみじみ語った。
エイブラムス監督はC-3POについて「第1作(エピソード4)で私たちが初めて出会うのがC-3POだ。今こうして、伝説と一緒に座っているなんて」と尊敬の意。「アンソニーがすごいのは、劇中で1度も顔を見せることなく、その声とパフォーマンスで、キャラクターや作品のトーンを決定づけたこと」と語り、テリオも「C-3PO、そしてアンソニーこそが、『スター・ウォーズ』のハートであり魂だ」と話していた。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(2015)、「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」(17)に続く新たな3部作の最終章で、スカイウォーカー家の伝説を描いた全9エピソードの完結編。「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」は12月20日から日米同時公開。
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