ハリウッド版「最強のふたり」本編映像 新バディのジェネレーションギャップが明らかに
2019年12月11日 19:00

[映画.com ニュース] 世界中で大ヒットしたフランス映画「最強のふたり」のハリウッドリメイク版「THE UPSIDE 最強のふたり」の本編映像の一部を、映画.comが入手した。新たなコンビとなる2人のギャップが判明するシーンを収めている。
ハンディキャップを持つ大富豪と、スラム街出身の男に芽生える友情を描き、日本で公開されたフランス映画史上トップの興行収入を記録した「最強のふたり」。ハリウッドリメイク版は、1月に全米で公開されると、2035万5000ドル(オリジナル版の約200倍)のオープニング成績をあげ、全米ランキングで1位にランクイン。その後も7週連続でトップ10に入る大ヒットとなった。
「ジュマンジ」シリーズのケビン・ハートがスラム街出身の主人公デル、ドラマ「ブレイキング・バッド」や「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」のブライアン・クランストンが全身麻痺の大富豪フィリップを演じ、フィリップの秘書・イヴォンヌ役でオスカー女優ニコール・キッドマンが共演する。
公開されたのは、デルとフィリップの年齢差と考え方の違いがはっきりとわかるシーン。リリーという女性と文通をしているフィリップは、リリーのためにイェーツの詩をしたためるが、隣で聞いていたデルは笑いながら「自分の詩をリリーに送れ」とアドバイスを送る。
ポエムの書き方を指南しはじめるデルだったが、フィリップがリリーの顔を知らないという事実に驚愕する。「リリーも自分を知らない」と言うフィリップに対し、「女をわかってないな。検索されてるぞ」と言い放つデル。個人のSNSページを簡単に見つけることができてしまう時代もあり、アメリカの現代っ子のデルには、文通の良さがさっぱり伝わっていない。
「THE UPSIDE 最強のふたり」は、12月20日から全国公開。
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