PFFが「大島渚賞」創設、提唱者の妻・小山明子「大島も喜んでいると思う」
2019年12月4日 16:55

[映画.com ニュース] 2013年に亡くなった大島渚監督の名を冠した「大島渚賞」が創設されることが12月4日、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)から発表され、妻で女優の小山明子らが都内で会見した。
松竹ヌーベルバーグを生み出し、「愛の亡霊」でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞するなど常に海外に目を向けていた大島監督の思いを継承し、世界に挑戦し新たな道を切り開こうとする若手の映画監督を顕彰する賞。第1回は来年2月に発表し、大島監督の誕生月の3月19、20日の両日で授賞式と受賞監督作品、大島監督作品の上映会を行う。
大島監督は1979~88年にPFFの審査員を務め、小山は「大島は若い人の才能が好きで、刺激をもらっていた。審査から夜遅く帰ってきて、興奮して話すこともよくありました」と述懐。自ら賞の創設を提案し、「付き合っていた頃、まだ助監督でしたが世界に通用する監督になって君を海外に連れて行くというラブレターをもらったことがあって、それは実行してくれた。日本より海外の人に見てもらいたいとずっと思っていた人なので、これは大島の遺志と思ってほしい。大島も喜んでいると思う」としみじみ話した。
対象は日本で活動する劇場公開作が3本程度の監督で、前年に発表した作品があることが原則。日本に造詣の深い国内外の映画祭のディレクターやプログラマー、ジャーナリストらが候補者を挙げ、「戦場のメリークリスマス」に出演した坂本龍一が審査員長を務め、審査員の黒沢清監督とPFFの荒木啓子ディレクターとともに受賞者を決定する。
小山は「大島は映画を作る時、同じものは作らないというすごいチャレンジャーだった。『日本の夜と霧』で1シーン1カットの10分以上の長回しをしたと思ったら、『白昼の通り魔』は1000カットもあった。そういう好奇心や冒険心がありましたね」と、遺志を継ぐ若手の登場を期待。だが、自身が審査に関わることについては「若い人の映画は、頭が痛くなっちゃうから見ないの。参加資格はありません」と苦笑交じりに辞退した。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【殺しはアマチュア、しかし頭脳は最高】スパイ史上最も地味、だが最も予測不能な男が面白すぎた!
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者…
【イカれた映画を紹介するぜ!】命令無視の異常者チームが無許可で大暴れ! ぶっ刺さる一作!
提供:KADOKAWA

片思い世界
【広瀬すず×杉咲花×清原果耶】涙腺崩壊、でも、あ~…何も言えない!! とにかく早く観て!!
提供:リトルモア

社畜が観たらすごかった映画
【前代未聞のオール社畜レビュー】「パラサイト」監督による描く至高エンタメ…果てしなく良かった!
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観よう!【超ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

過激な問題作
【この村の住人は、人間を喰ってる――】狂いに狂った衝撃作。未見の人がうらやましい。
提供:ディズニー

映画館で観ないとぜっっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画が大好きな人へ――
“映画館でオトクに観る裏ワザ”、ご紹介させてください!【知らないと損な神情報】
提供:KDDI