チャニング・テイタム、カルトコミック「The Maxx」を映像化
2019年11月28日 11:00
[映画.com ニュース] チャニング・テイタムが、コミック作家サム・キースのカルト作品「The Maxx(原題)」を映像化することがわかった。
米ハリウッド・レポーターによれば、テイタムは「ドクター・スリープ」「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」のプロデューサーであるロイ・リー、キースと組んで製作する。現在、脚本家や監督たちと話し合いを進めているそうで、長編映画化するのかシリーズ化するのかはまだ明らかになっていない。
原作「The Maxx(原題)」は、1990年代初期に隆盛を誇っていたイメージ・コミックから出版された。現実と代替現実“アウトバック”の世界を行き来する主人公マックスは、現実世界ではホームレス、代替現実のアウトバックではジャングルの女王を守護する変装したヒーローとして生きている。この女王は、現実世界ではホームレスのマックスを支援するソーシャルワーカーの女性ジュリー・ウィンターズで、その存在さえ知らなかった代替現実が彼女の人生に危険な影響を及ぼし始める、というストーリーのようだ。
5年間続いたこの原作シリーズは流行に敏感な若者たちをひきつけ、MTVで全13話のアニメシリーズとして制作され、アニー賞テレビアニメ作品賞を受賞した。キースはDCコミック「サンドマン」創刊時のアーティストで、「The Maxx(原題)」の前にはマーベルコミック「ウルヴァリン」のストーリーを手がけている。