有村架純&菅田将暉、坂元裕二ワールドへ! 映画「花束みたいな恋をした」製作決定
2019年10月30日 05:00

[映画.com ニュース] 有村架純と菅田将暉が、初のダブル主演を飾る映画「花束みたいな恋をした」の製作が決定。「映画 ビリギャル」「罪の声」(2020年公開)の土井裕泰監督がメガホンをとり、脚本家・坂元裕二がオリジナル脚本を執筆していることがわかった。
恋愛ドラマの代名詞となった「東京ラブストーリー」で一躍その名を知らしめ、「Mother」「最高の離婚」「Woman」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」「anone」を発表してきた坂元。執筆段階から有村と菅田を主役に想定していた「花束みたいな恋をした」は、現在の“東京”を舞台に、2000年代を生きる若者たちへ向けたラブストーリーとなった。坂元が恋愛映画を手掛けるのは「世界の中心で、愛をさけぶ」(共同脚本)以来であり、オリジナル作品としては初めてのことだ。
物語は、東京・井の頭線の明大前駅で終電を逃した男女が、偶然出会った“その夜”から始まる。時代、時間、場所、全ての偶然が運命のようにシンクロしてゆくひとつの恋の5年間の行方、子どもでも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく2人のリアルな姿が映し出されていく。坂元は「憧れでもなく、懐かしむのでもなく、今を生きる人のための、今のラブストーリーを作りたいという思いでいます。22歳で出会った2人の恋の5年間に嘘が混ざらないようにと、ただただ真っ直ぐに映し出しました。それこそが何よりせつなくもあり、コミカルでもあり、美しく、心を震わせてくれるものと信じています。主人公2人がただ恋をするだけの映画です。お楽しみに」と述べている。
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」に主演していた有村は「率直に言いますと、とても光栄です。坂元さんが描くあの空気や言葉たちをまた、自分の中に落とし込めると思うと。別次元で存在しているかのようなファンタジー性も感じながら、どう呼吸出来るのかとにかくやり尽くすのみです」と胸中を吐露。また、映画「何者」やテレビCM「三太郎」シリーズでも共演した菅田については「これまで感じてきたこと、互いにあると思います。そんな瞬間に再び菅田さんとお芝居させていただくことは意味があるのではと感じています。敬意を持ちながら思うものを提示していくことが出来ればと思います。とても楽しみです」と語っている。
一方、菅田は「数年前に坂元さんにラブストーリーをやりたいと唐突に想いをぶつけた事がありました。待って、待って、待ち焦がれた本。自分の大事にしてきたものや好きなものを共有できた時の心の喘ぎ。そこから始まる繊細すぎるというと肥大し過ぎですが、現代人のナイーブな部分がリアルに描かれていて、すごく好きな脚本です」と告白。「同じ関西人の有村さんには馴染みやすさと柔らかさとクレバーな幹の太さを感じています。土井監督のもと、有村さんと始まる僕らの物語。今はただ楽しみです。浮かれず一つ一つ丁寧に作っていけたらと思います」とコメントを寄せている。
「花束みたいな恋をした」は、2020年に撮影開始。来冬の全国公開を予定している。
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