山寺宏一、神谷明から冴羽リョウ役の継承に「プレッシャーしかなかった」
2019年10月20日 15:28

[映画.com ニュース] テレビアニメでも多くのファンに愛されてきた北条司氏の人気漫画「シティーハンター」をフランスで実写化した「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」のデラックス吹き替え版完成披露試写会が10月20日、都内で開催された。監督、主演を務めたフィリップ・ラショー、吹き替え版キャストの山寺宏一、沢城みゆき、神谷明、伊倉一恵が舞台挨拶に登壇した。
フランスでは観客動員168万人を記録するヒットを飾った本作。ラショ―は“本家”日本の観客を前に「コンニチハ!」と日本語で挨拶し、「小さな頃からアニメで『シティーハンター』を見ていて、その作品を実写化し、こうしてみなさんの前でお披露目ができて、夢がかないました」と万感の思いを明かした。
日本のアニメ版で神谷と伊倉が長年演じてきた冴羽リョウ&槇村香のコンビの声を、今回の吹き替え版では山寺と沢城が受け継いでおり、神谷と伊倉はスペシャルゲストとしてこれまでとは異なる役どころを演じている。

「新人の頃から見ていて、声優として『シティーハンター』というアニメに育ててもらった」と語る山寺は、神谷からリョウ役を引き継ぐことに「プレッシャーしかなかった(苦笑)」と語るが、お披露目の日を迎えて「感無量です!」と絶叫。アニメ版の放送開始時、まだ小さかったという沢城は、「緊張せずに楽しみ切ること」を考えて臨んだというが、この日の山寺の緊張ぶりを目の当たりにし「もう少し緊張しないといけなかったなと今頃になって反省しています」と苦笑していた。
今年2月に公開されたアニメ「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」では自らリョウを演じながら、本作では山寺に同役を託した神谷は「この映画はフィリップ・ラショーさんの演じる冴羽リョウであってアニメとは若干違いますし、年齢も考えて無理はしたくないし、何より、いい作品を作ってもらいたかった。僕のイメージとして山ちゃんしかいなかった。『新宿プライベート・アイズ』の打ち上げで『山ちゃん、頼むよ』とお願いしました」と説明。そして完成した山寺版のリョウについて「僕の目に狂いはなかった。我がことのように嬉しかったです」と称え、作品についても「監督の『シティーハンター』愛がビンビン伝わってきました!」と絶賛した。
同じく香役を沢城に託した伊倉も、「(沢城に決まって)安心して『間違いないな』と思っていました」と笑みを浮かべ、「尊敬している」という後輩への揺るぎない信頼を口にしていた。「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」は11月29日から全国で公開。
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