ビートルズを誰も知らない世界で名曲を熱唱!「イエスタデイ」ライブシーン入手
2019年10月12日 14:00

[映画.com ニュース]伝説のバンド「ザ・ビートルズ」が存在しないという衝撃の世界を描く「イエスタデイ」(公開中)の本編映像の一部を、映画.comが入手した。主人公ジャックが、初めてのライブで「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」を披露するシーンを切り取っている。
「トレインスポッティング」で注目を浴び、「スラムドッグ$ミリオネア」で第81回アカデミー賞の8冠を獲得したダニー・ボイル監督と、「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」などイギリスを代表するロマンチック・コメディを手掛けてきた脚本家リチャード・カーティスがタッグを組んだ本作。
主人公ジャック(ハイムシュ・パテル)は、イギリスの小さな海辺の町に住む、悩めるシンガーソングライター。幼なじみで親友のエリー(リリー・ジェームズ)から献身的に支えられているが全く売れず、音楽で有名になりたいという自分の夢に限界を感じていた。ある日、世界規模で瞬間的な停電が起こり、交通事故に遭ってしまうジャック。昏睡状態から目を覚ますと、この世には「ザ・ビートルズ」が存在していなかったことになっていると気がつく。

公開されたのは、ジャックが初めて公の場で演奏するライブシーン。本人役で出演するエド・シーランのロシア公演のオープニングアクトを務めることになったジャックは、USSR(ソ連)というワードが入っている「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」を選ぶ。
本作で音楽を担当した作曲家ダニエル・ペンバートンは「観客の誰もこの曲を聴いたことがないけど、“ウー・フー・フー・フー”なら2秒で覚えられる。ジャックはこれを繰り返すことで観客の心をつかむんだ。彼がロシアで演奏するのに最適な曲だと思った」と語っており、映像内でもジャックと観客が一体となって熱唱するさまが映し出される。
ボイル監督は、ジャックを演じたパテルについて「オーディション時に『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』を演奏してくれたんだけど、その姿にピンときた。初めて聴くみたいだったよ。ザ・ビートルズに対して敬意を表しながら、完全に曲を自分のものにしていて、独自のスタイルで演奏していた」と、本楽曲が大役に抜てきしたきっかけだと明かしている。
映像の最後には、観客に混ざり困惑の表情を浮かべる男性の姿が映り、急速に名声を手に入れるジャックの今後が気になる仕上がりになっている。
(C)Universal Pictures
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