福山雅治、石田ゆり子との初共演は「運命」 最新作「マチネの終わりに」で“6年愛”演じる
2019年10月7日 20:15

[映画.com ニュース] 芥川賞作家・平野啓一郎氏のベストセラー小説を映画化した「マチネの終わりに」の完成披露試写会が10月7日、都内で行われ、主演を務める福山雅治、石田ゆり子らが出席した。
東京、パリ、ニューヨークを舞台に、世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史(福山)とパリの通信社に勤務するジャーナリスト・小峰洋子(石田)の6年間に及ぶ愛とすれ違いを描く。ドラマや映画での共演は初めてだといい「作品の内容同様に、運命の共演です。石田さんをイメージしながら、原作を読んでいたので、早く洋子に会いたかった」(福山)、「25年くらい前に、1度だけCMで……。きっと、この作品でご一緒することになっていたんだと思う」(石田)と運命的な初共演をふり返った。
福山は原作者の平野氏と一緒に、本作の試写を見たといい「平野さんから『まさか自分が書いた小説の映画を見て、泣けるとは思わなかった』と言っていただき、こんなうれしい誉め言葉はない」と原作者の太鼓判に感無量。「自分でも素直にすてきな作品だと思えますし、原作ファンの方々、今はあえて原作を読んでいない皆さんの期待に沿える作品になっている」と自信を示した。

原作の大ファンだった石田は「こうして洋子役として、この場に立てるのは感無量。(原作ファンの)皆さんにどう思われるか、プレッシャーもあったが、すてきな映画に仕上がったので、楽しんでいただければ」とこちらも手応えは十分。劇中では英語、フランス語のセリフに挑み「びっちりレッスンを受けました」と振り返った。
また、福山はクラシックギターに初挑戦し、劇中で使用される映画のメインテーマ楽曲「幸福の硬貨」を自らの手で演奏した。ミュージシャンとしても長年活動するが「今回、クラシックギターに魅せられましたね。難しいですが、生涯の楽しみに出会えた。これも運命的なうれしいハプニングです」と話していた。
完成披露試写会には共演する伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、板谷由夏、古谷一行、西谷弘監督(「容疑者Xの献身」「昼顔」)が出席。「マチネの終わりに」は11月1日から全国で公開される。
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