「ロボット2.0」敵の“最恐”ビジュアル独占入手 シュワルツェネッガー出演交渉の裏話も
2019年10月5日 09:00

[映画.com ニュース] インドのスーパースター・ラジニカーントが、人間との恋に破れ暴走するロボット「チッティ」を演じた「ロボット」の続編「ロボット2.0」の場面写真を、映画.comが独占入手した。インド中のスマートフォンを操りチッティの前に立ちはだかる、インパクト絶大の敵に扮したアクシャイ・クマールの“最恐”ビジュアルが切り取られている。
インドで2018年の興行収入第1位を獲得し、同国映画史上最高の製作費90億円が投じられた本作。インドから全てのスマホが消え、携帯電話業者や通信大臣が“スマホに殺される”という殺人事件が次々と発生した。バシー博士(ラジニカーント)は、助手のニラーとスマホの行方を追ううちに、無数のスマホが合体し巨大な怪鳥に変身していることを突き止める。人類を襲い、軍隊でも抑えきることのできないモンスターと化した怪鳥――バシー博士は、かつて封印された伝説のロボット・チッティ(ラジニカーント/1人2役)を復活させ、世界の危機を救おうとする。
クマールは「パッドマン 5億人の女性を救った男」「KESARI ケサリ 21人の勇者たち」などに出演し、“インドのジョージ・クルーニー”とも称される人気俳優。空手やテコンドーの黒帯保持者で、スタントマンを使わずアクションをこなす一方で、コメディ作品にも多数出演するなどマルチに活躍する。米フォーブス誌が選ぶ今年の「世界で最も稼いだ俳優ランキング」では、ジャッキー・チェンやウィル・スミスら名だたる俳優陣をおさえ、4位にランクインした。

そんなクマールが演じるのは、鳥類学者パクシ・ラジャン。電磁波の影響で鳥の死亡数が増加していることを嘆き、スマホの使用制限を訴えていたが、誰にも聞き入れられない絶望感を募らせ、自ら命を絶ってしまう。しかし、死後も消えない復讐心が負のオーラとなり、人々からスマホを奪う巨大なモンスターとしてよみがえる。場面写真では、人間だった頃の穏やかな表情と、モンスターと化してしまった恐ろしい姿の激しいギャップを楽しむことができる。
物語の重要なカギを握るパクシ役には、当初「ターミネーター」シリーズでおなじみのアクションスター、アーノルド・シュワルツェネッガーも候補に入っていたという。メガホンをとったシャンカール監督と交渉を進めていたが、出演には至らなかった。出演が実現すれば「チッティVSターミネーター」という世界最強ロボット同士の、前代未聞の対決が実現していたかもしれない。
「ロボット2.0」は、10月25日から東京・新宿ピカデリーほか全国公開。
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