マーゴット・ロビー製作・主演「タンク・ガール」リブート版にマイルズ・ジョリス=ペイラフィット監督
2019年10月4日 11:00
[映画.com ニュース] アラン・マーティンとジェイミー・ヒューレットの英人気パンクコミック「タンク・ガール」を映画化する新作に、マーゴット・ロビーが主演するようだ。ロビーの製作会社ラッキーチャップ・エンターテインメントがリメイク権を獲得しており、ロビーは監督としてマイルズ・ジョリス=ペイラフィットに白羽の矢を立てているという。
「タンク・ガール」は、1995年にレイチェル・タラレイ監督、ロリ・ペティ&ナオミ・ワッツ主演で映画化された。水が枯れ砂漠化した近未来の地球で、私腹を肥やすウォーター&パワー社から水と電力を盗んで暮らしていたタンク・ガール(ペティ)は、そのことがバレて強制労働所に送られる。そこで知り合ったジェット・ガール(ワッツ)と巨大な戦車で逃げ出したタンク・ガールは、ミュータントたちと組んで悪徳企業に制裁を下そうとする、「マッドマックス」を彷彿させるSFアクションコメディだ。
先日、原作者のマーティンがTwitterで、ラッキーチャップがMGMから「タンク・ガール」のリメイク権を獲得し、数カ月前から映画化を準備しているようだと明らかにした。この時点ではロビーが製作を手がけることしかわかっていなかったが、米Colliderによれば、ロビーは主演も検討しており、さらに新鋭マイルズ・ジョリス=ペイラフィットにメガホンをオファーしているようだ。
俳優・監督のジョリス=ペイラフィットは、ロビー主演の新作スリラー「Dreamland(原題)」で監督を務め、同作は今年のトライベッカ映画祭に出品された。ジョリス=ペイラフィットは、アンナプルナ・ピクチャーズ製作の新作「The Hunter & The Fox(原題)」を監督することが決まっており、同作はスタンリー・キューブリック風のホラーだという。
ロビーは映画「スーサイド・スクワッド」でDCコミックの人気キャラクター、ハーレイ・クインを演じており、新作「スーサイド・スクワッド2」、スピンオフ「Birds of Prey(原題)」でも同役を演じる。現在撮影中の「Birds of Prey(原題)」の後、今秋から「スーサイド・スクワッド2」の撮影に入り、ほかにバービー人形を題材に実写映画化する主演作「バービー(原題)」も控えている。