橋本環奈「シグナル100」に、小関裕太&瀬戸利樹&中村獅童ら参戦! 全キャスト&特報公開
2019年9月30日 12:00
[映画.com ニュース]女優の橋本環奈が主演し、宮月新氏の人気コミックを実写映画化する「シグナル100」に、小関裕太、瀬戸利樹、中村獅童、甲斐翔真、中尾暢樹、福山翔大、中田圭祐、山田愛奈、若月佑美、前原滉、栗原類、恒松祐里という旬のキャスト陣が出演していることがわかった。あわせてお披露目された超特報映像には、催眠にかけられた生徒たちが次々と自殺していくさまが、軽やかな音楽にのせて不穏に映し出されている。
「不能犯」「虐殺ハッピーエンド」の宮月氏が手掛けた原作漫画は、壮絶な描写を理由に、連載当時から映画化不可能と言われた問題作。担任教師により、36人の生徒たちは突如として自殺催眠をかけられる。催眠が発動するシグナルは100種類で、遅刻をする、電話をかける、涙を流すなど日常的な行為が死の引き金となる。暗示を解く方法は、クラスメイトの死。生徒たちが続々と自殺に追い込まれるなか、死への恐怖から本性があらわとなっていき、やがて生き残りをかけた狂気と絶望のデスゲームへと発展していく。
「春待つ僕ら」やNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の小関が、主人公・樫村怜奈(橋本)に思いを寄せるサッカー部のモテ男・榊蒼汰を演じる。「スリリング作品が大好物な上、原作が大好きなので、出演が決まった時は嬉しくて飛び跳ねました」と喜びを語り、「現場では、予測不可能な展開にリアルに怯える撮影の日々でした。是非この映画を見に来てくださる皆様には、僕たち生徒36人の『生きよう』とするさまを、一瞬も逃さず手に汗握りながらご覧いただきたいです」とメッセージを残した。
ドラマ「偽装不倫」で注目を集めた瀬戸は、クールな性格でクラスメイトから距離を置く和田隼役を担う。「心の中のどこか一部分に小さな狂気を宿しているような役柄」は初めてだといい、「この役は自分にとって挑戦でした! どう演じるか悩みに悩んで挑んだ役です。自殺催眠にかけられた生徒が生き残りを賭け、足掻いている姿、人間の本性、必見です!」とアピール。生徒を絶望の淵へと追い込む担任教師・下部役の中村は、「教師役というのは、あまり演じる機会がなかったのでとても新鮮でした。下部の狂気じみた行動は、周りからみれば特異ですが、彼自身はそれが正義だと思っています。何を考えているのかわからない謎めいた不気味さを出せるよう努めました」とコメントを寄せた。
甲斐がサッカー部のキャンプテンを務める仲間思いの西園寺聖也、中尾が内気ながら優しい心を持つ藤春昴、福山がクラスのムードメーカー・桐野玄、中田が野球部に所属する彼女思いの羽柴健太に扮する。さらにクールな図書委員・園田樹里役の山田、樫村の親友・小泉はるか役の若月、ダンス部のお調子者・関克美役の前原が共演。そのほか、栗原がDJ部の山本英司役、恒松がサッカー部のマネージャー・箕輪紀子役を務めた。
「シグナル100」は、2020年1月24日から全国で公開。