福山雅治が石田ゆり子の“結婚”を「止めにきた」 映画「マチネの終わりに」新予告完成
2019年9月11日 08:00
芥川賞作家・平野啓一郎氏による同名小説を、「容疑者Xの献身」「昼顔」の西谷弘監督のメガホンで映画化。世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史(福山)は、パリの通信社に勤務するジャーナリスト・小峰洋子(石田)と出会う。ともに40代という繊細な年齢を迎えていた2人は、出会った瞬間から強く惹かれ合った。洋子には婚約者がいることを知りながらも、蒔野は高まる思いを抑えきれず、愛の言葉を告げる。それぞれを取り巻く現実に向き合うなか、2人の間に思わぬ障害が生じ、思いは決定的にすれ違ってしまう。
予告映像は、クラシックギターの音色とともに、蒔野が現状の演奏に満足できず、スランプに陥っている姿からスタート。そんななか、洋子と運命的な出会いを果たし、少ない逢瀬を交わしながら、心を通わせていく。東京とパリという長い距離を超えて育まれる“愛”――「洋子さんが地球のどこかで死んだって聞いたら、僕も死ぬよ」という蒔野に対して、洋子は「私、結婚するの」と険しい表情を浮かべる。だが、蒔野の決意は固いようで「だから、止めにきた」と言い放つ。
後半では、蒔野が空港で誰かを探す光景、洋子が雨の中で待つシーン、そして“涙の場面”も活写。互いを想い合いながらも、あらがうことのできない運命に翻弄され、すれ違ってしまう2人を案じさせる仕上がりとなっている。また、映像でも使用されている楽曲を収録したオリジナルサウンドトラックが、映画の公開に先駆けて、10月30日に発売されることが決定。価格は、3000円(税抜き)。
「マチネの終わりに」は、伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行らが共演。11月1日から全国で公開される。