「映画大好きポンポさん」アニメ化は映画に 制作はテレビCMも手がけたCLAP
2019年9月1日 19:00
[映画.com ニュース] 杉谷庄吾【人間プラモ】氏による漫画「映画大好きポンポさん」のアニメ版が、映画として製作されていることが発表された。同作は、2017年8月にアニメ化企画が進行中であることが報じられており、18年9月に原作単行本第2巻のテレビCMとしてアニメ映像が初公開されていた。
映画版のアニメーション制作は、原作単行本第2巻のテレビCMを手がけたCLAPが引き続き担当する。同社は、劇場アニメ「この世界の片隅に」の制作プロデューサーを務めた松尾亮一郎が立ち上げたことでも知られる。
「映画大好きポンポさん」は、Web漫画サイト「ジーンピクシブ」で連載された杉谷庄吾【人間プラモ】氏による漫画で、「マンガ大賞2018」で10位、「このマンガがすごい! 2018 オトコ編」で17位にランクインした人気作。映画の街ニャリウッドを舞台に、伝説的映画プロデューサーの孫で、自身も才覚に恵まれたポンポさんと、彼女によって新作「MEISTER」の監督に大抜てきされてしまった、映画が大好きな青年ジーン・フィニの奮闘を通じて、映画制作の舞台裏に迫っていく。
また、同じく「ジーンピクシブ」で連載されていたスピンオフ漫画「映画大好きフランちゃん NYALLYWOOD STUDIOS SERIES」の書籍化(KADOKAWA刊)も決定した。映画スターを目指す女優の卵フランチェスカ・マッツェンティーニの成長物語で、彼女がアルバイトとして働く映画製作会社近くのダイナーに、客としてポンポさんら業界関係者たちが日々訪れる。8月26日発売で、価格は950円(税込み)。