「ゾンビ」日本初公開復元版、11月29日公開! “惑星爆発の光”とらえたビジュアル発表
2019年8月30日 16:00

[映画.com ニュース] ジョージ・A・ロメロ監督「ゾンビ」の日本初公開版を復元した「ゾンビ 日本初公開復元版」の公開日が11月29日に決定。あわせて、初公開版ならではの“要素”を取り入れたビジュアルもお披露目された。
1979年の日本初公開から40周年を迎える「ゾンビ」。日本初公開版とは、本作の非英語圏の配給権を得たダリオ・アルジェントが監修を務めたバージョンに、当時の日本の配給会社が“ゾンビ”発生の説明を加え 79年時に過激とみなされた描写に独自の編集を施したもの。現在、配信もソフト化もされておらず、ファンの間では“幻のバージョン”と呼ばれている。
復元&劇場公開に向けてのクラウドファンディングが始動し、スタートから14日間で、当初の目標金額500万円を達成。その後もサポーターたちの熱が冷めることはなく、ストレッチゴールの金額にも瞬く間に到達した。最終的には、739人のサポーターが集い、達成率は211%、総額1058万8000円という驚きの金額が集まる結果となった。
公開されたビジュアルは、エレベーターに襲い来るゾンビたちをドアップで配置。「伝説の発火点。」というキャッチコピーとともに、初公開版だけで描かれる“惑星爆発の光”を使用している。さらに今回の劇場公開を記念して、“ゾンビ映画”を研究し続ける映画評論家の江戸木純氏のコメントも発表。「我々はそのとき初めて“ゾンビ”を目撃した。それは惑星の爆発と共に始まり、エンディングは唐突にブチ切れた。日本人にとって、このバージョンを見なければ、本当に『ゾンビ』を見たことにはならない。あれから40年、我々は再び、奇跡を目撃する」と語っている。
「ゾンビ 日本初公開復元版」は、11月29日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
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