クリス・パインがニクソン大統領の法律顧問役 アマゾンのオリジナル映画に主演
2019年8月26日 11:00
[映画.com ニュース] 米アマゾン・スタジオが、クリス・パイン主演でリチャード・ニクソン元大統領の法律顧問を主人公にした映画を製作することが明らかになった。米バラエティが報じている。
タイトル未定の同作は、1970年7月から73年4月までホワイトハウスの大統領法律顧問を務めたジョン・ディーン氏を主人公にした作品。「揉み消しの達人」とマスコミから揶揄されたディーン氏は、ウォーターゲート事件で、ニクソン大統領の関与を決定付ける証言を行ったことで知られる。公務執行妨害で有罪となり、その後は政治コメンテーターとして活躍。最近は、米共和党およびドナルド・トランプ大統領を痛烈に批判していることで知られる。
同企画は、「余命90分の男」のプロデューサー、ボブ・クーパーが率いるランドスケープ・エンタテインメントと、「キャプテン・フィリップス」「ハンガー・ゲーム」などを手がける脚本家ビリー・レイのホームラン・プロダクションが製作。新鋭の脚本家エバン・パーターが脚本を執筆する。
パインは、「ワンダーウーマン」のパティ・ジェンキンス監督が制作総指揮を手がけたテレビシリーズ「アイ・アム・ザ・ナイト(原題)」に出演。最新作は「ワンダーウーマン1984」だ。