R18「火口のふたり」柄本佑が瀧内公美に秋田弁で“関係”を迫る本編映像入手
2019年8月22日 18:00

[映画.com ニュース] 直木賞作家・白石一文氏の同名小説を、柄本佑と瀧内公美の主演で日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦が実写映画化した「火口のふたり」の本編映像を、映画.comが先行入手した。
荒井氏の監督作3作目となる本作は、男と女の不確実な愛を描いた物語。東日本大震災から7年目の夏。離婚、退職、再就職後も会社が倒産し、全てを失った永原賢治(柄本)は、旧知の女性・佐藤直子(瀧内)の結婚式に出席するため秋田に帰郷する。久々の再会を果たした賢治と直子は、「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という直子の言葉をきっかけに、かつてのように身体を重ね合う。
本編映像では、久しぶりに身体を重ねた賢治と直子が、その翌日に中華料理屋で食事をしているシーンをとらえたもの。好物のレバニラ定食を食べる賢治は「あの頃さ戻ってみたば、帰り道どこ見失った」と打ち明け、直子を困惑させる。さらに「昨日一晩限りだって頼んだでしょ」とたしなめられても「自分で勝手に火点けといて、あとは勝手にひとりで消せって言われたって、そんたこと納得できるわけねぇべった」と強い口調の秋田弁で関係を迫っていく。
一度関係を持った後は、自分の欲求をストレートに吐き出し、グイグイと迫っていく賢治の姿からは、男性の身勝手さが際立って見える一方で、どこか憎めないチャーミングさも感じさせられる。そんな賢治に根負けした直子は「彼が出張から戻ってくるまでだからね」と婚約者が帰ってくるまでの“残り5日間”を一緒に過ごすことを提案する。
「火口のふたり」は、8月23日から全国で公開。R18+指定。
(C)2019「火口のふたり」製作委員会
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート