R18「火口のふたり」 柄本佑×瀧内公美、大胆過ぎて上映NGになった幻の予告映像
2019年8月14日 17:00
[映画.com ニュース]直木賞作家・白石一文氏の同名小説を、柄本佑と瀧内公美の主演で日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦が実写映画化した「火口のふたり」。このほど、大胆かつ濃密なラブシーンが多いという理由で、劇場で上映がNGとなった予告編映像が公開された。
白石氏が11年の東日本大震災を受け、改めて“生きること”を見つめ直し、男と女の不確実な愛を描いた物語で、荒井氏の監督作3作目となる。公開された映像では、柄本演じる賢治が、瀧内演じる直子を玄関先で、後ろから抱きしめ激しく求め合う姿、ベッドの上で濃密に抱き合う姿などが映し出される。さらに、男性ヌード写真で知られる、野村佐紀子によるモノクローム写真も登場。ふたりの青春時代のカットでは、学校の教室で下着姿を露わにし、「もっとちゃんと自分の身体の言い分、聞いてあげた方がよかったと思って」という直子のセリフが、官能的な表情と共に切り取られている。
東日本大震災から7年目の夏。離婚、退職、再就職後も会社が倒産し、全てを失った永原賢治は、旧知の女性・佐藤直子の結婚式に出席するため秋田に帰郷する。久々の再会を果たした賢治と直子は、「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という直子の言葉をきっかけに、かつてのように身体を重ね合う。
「火口のふたり」は、8月23日から全国で公開。R18+指定。
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